お客さんに褒められたら素直に受け入れる
受け入れるか謙遜するか
受け入れる返事と謙遜する返事。
どうしても僕は後者の謙遜する返事を返してしまう。
そんな癖を最近直そうと頑張っているところです。
というのもこの前お客さんに奥さん可愛らしくて良いわね。
なんて言われて、いえいえそんなことないですよ。
と答えてしまった。(-_-;)
この時の僕の気持ちは、とても嬉しく恥ずかしさを紛らわすためにこう言った返事を返したんですが、お客さんには注意されました。
なんでそんなこと言うの?
奥さんの事可愛いと思ってないの?
こんなお店まで手伝ってもらえて、そんな返事したらあかんよ!
奥さんかわいそうやで
別に怒ってる口調で注意されたわけでは無く、半分冗談、半分本気な感じでご指摘を受けたんですけど、
しまったぁぁぁ~~~!!
と心の中でなってました。
海外の奥さんが褒められた時の反応
海外の事が詳しいお客さんだったので、これがアメリカならこう言うで!!と
当たり前やん、俺の奥さんやで!!可愛いに決まってるやん!
世界で一番可愛いよ!!!
見てみてこの角度が最高やねん!
ちょっと待ってよこの前ダンス覚えたから、見せてあげて!!
なんてノリでめちゃめちゃ奥さん自慢が始まるそうです。
もう分かったから、そこまで聞いてないって!!(笑)
とこちらが止めないと永遠に続くレベル。^^;
その話を聞いてこれは変えていった方が人生楽しいだろうなぁと思い、今は褒められたら素直に受け入れるトレーニング中です。
謙遜のマイナス要素
相手からしたら、褒めてあげてるのに否定されてるわけですから、感じがよくありませんし、料理が美味しいと言っても、まだまだです。
なんて言われたら、だったらもっと美味しく作ってよとなるわけです。
謙遜は日本人特有の奥ゆかしさで素晴らしい事ではあるんですが、せっかく褒めてもらったのに否定したら勿体無いですよね。
それに自分の価値を下げる行為になるので、またまた勿体無いですよね。
なんとなく分かってましたけど、変えていこう。
お店に自分の絵を飾ってる事もあって、絵が上手いですね。とか、この絵を買いたいなんてお話を頂くこともあるんですが、
そんなときもまだまだですよ。もっと上手い人が沢山います。なんて返事もしてしまい、これも否定してる訳ですから失礼な事をしてましたね~。
その時の自分の中の最高の技術で描いた絵画になるので、すごく気に入ってる訳で褒められたら飛び上がるくらい嬉しいんですが何故か謙遜してしまってました。
無意味な比較
それにもっと上手い人なんてどの世界でもいくらでもいるわけで、その頂点に立つ事はほぼ不可能な訳です。(というかみんな違うから頂点なんて実際はないです)
だから人と比べても意味なんてないんですよね。
それなのに比べてしまう。
飲食店も同じでどこのお店が一番良いなんてものは人それぞれ違うもんです。
安いお店が好きな人もいるし、高いお店が好きな人がいる、美味しくても横柄な態度のお店が嫌いな人もいれば、美味しければそれでいいと言う人もいる。
全てのお客さんに気に入ってもらう事は不可能に近いです。
実際にないんじゃないですかね、そんな店。どこかにあるのかな?
だからお店の事や料理の事、自分の事、一緒に働いてくれるスタッフの事などなんでも褒めてくださるお客さんは有難い存在だし、褒められたら否定せずに受け入れて感謝すれば良いんですよね~。
そうするとお客さんも嬉しいし自分たちも嬉しいWINWINの関係になります。
恥ずかしがらずに褒め言葉を受け入れていきましょう。
こうやって人に伝える事は出来るんですけどね、実際は癖のように謙遜してしまうんですがこれも昨日まで、これからはありがたく満面の笑みで頂戴します。
自分の奥さんやお店、料理や絵画を褒めて貰えるのってすごく嬉しいもんです。
そうやって自分たちの事を気に入ってくれるお客さんをこれからも大事にしていこうと思います。