本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

飲食店の椅子選び!オススメの椅子とNGなの椅子の違いとは

飲食店の椅子選び

●飲食店を開業するときの椅子選びに迷ってませんか?

今回は飲食店におすすめの椅子の選び方や失敗しがちな椅子の選び方などを紹介します。

僕が飲食店を2店舗立ち上げた時の実体験も交えて紹介しますので、参考にしてもらえると幸いです。

飲食店におすすめの椅子選びとは

その1   気を付けないと後々困るNG

まずおすすめの椅子を紹介する前に、後から大変な目に合う可能性がある椅子を紹介します。

それはズバリ革製品です。

革製品の椅子ってカッコいいし、汚れてもサッと拭けば綺麗になるので手入れが楽なんですよね!

 

でもひとつ注意点があります!!

それは耐久性が弱い!!って事です。

 

主に合成皮革を使用されると思いますけど、合成皮革商品にはPU製品とPVC製品の2種類があります。

この2つの違いを分かりやすく言えば布の上にプラスチックを被せたものとビニールを被せたものです。

 

●PVCは表面に塩化ビニールが使用されていて安価で入手できます。

但し弾力性が無く、蒸れやすい特徴を持ち経年劣化により表面がカチカチになります。

カラーバリエーションが豊富なのも特徴で大手チェーン店のソファなどに使用されてるケースも多いです。

 

●PUはポリウレタンが表面に使用されていてフェイクレザーとも呼ばれるぐらいに質感は良好です。

PUよりは高価になりますがPVCよりは通気性もよく耐久性が高いです。

ですが経年劣化でポロポロと表面の加工が剥がれ落ちます。

 

ラベル名
僕のお店で使用している椅子はPU加工の椅子になるんですが、34年当たりで劣化してきました。

お客さんがよく利用する席はポロポロと座面が剥がれていき、非常にみすぼらしくなります。

ですので、飲食店に合成皮革の椅子を用意するのは微妙なんですね。

 

ちなみに14席の椅子を用意(普通の椅子10席、カウンターのハイチェア4席)するのに50万円程のコストがかかってますので、悪くなったからハイ交換!

とはなかなかいきません。けれどボロボロのまま使う訳にもいかないので、

 

僕のお店の対策としては椅子のカバーを購入して対応しました。

椅子のカバーは1つ2000円程度のものを使用しましたので、全部で約3万円のコストで収まりましたね。


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50万が3万で収まったのでもし合成皮革の椅子を使いたいという方は、経年劣化を計算して使用される事をお勧めします。

革製品は引っかき傷にも弱いので、お客さんのポケットに入れてる鍵が傷を付けたり、子供が引っ掻いて傷を付けたりなど様々な傷を付けられるのは覚悟した方が良いと思います。

 

 

●色合いを白にした場合も注意です。

どうしても使用頻度と共に座面が黒っぽくくすんできますので、見た目は良くありません。

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その2  ソファや特殊な形の椅子に注意

次にソファや特殊な形の椅子をお店に置かれる方もいると思うんですけど、その2つは注意が必要です。

ソファや特殊な形状の椅子は格好はいいんですが、機能性が悪いです。

 

壁一面にソファなどでしたら問題無いと思いますが、とにかく移動が出来ない椅子は団体のお客さんに利用してもらう時に邪魔になってしまいます。

テーブルをカスタマイズしにくいので良く考えて導入して下さい!

その3  お勧めの椅子

という事で、本題のお勧めの椅子になるんですがそれは木の椅子ですね。

やはり1番良いのは木の椅子です。

 

良いものを買えば一生使えるという程耐久性も有りますし、通気性も良く蒸れません。

汚れが付いてもサッと拭けるので衛生的です。

 

また座り心地はどうしても硬いので、長時間座っていると自然にお客さんが帰ってくれます。(笑)

まあこれは良いのか悪いのかは分かりませんが、座り心地が良い椅子を用意するとお客さんの滞在時間はどうしても伸びます。(特にカフェでは注意)

 

但し値段は高いです。一脚56万します。

その4 導入コストを考えたお勧めの椅子

汚れたら交換可能
導入コストを考えるとお勧めなのがカバーを付け替えれる椅子ですね。

どうしても飲食店はお客さんが常に椅子に座ってる状態が続くので、椅子が汚れていきます。

 

そんな時にカバーをカスタマイズ出来る椅子を用意していれば、カバーを洗うことも出来ますし新品に交換する事も出来ます。

僕の場合ですが初めて来店したお店でくすんだ椅子やボロボロの椅子だと明らかに食欲は落ちますし、衛生状態が良くないお店と認識してしまいます。

 

気にしない人は気にしないかも知れませんが、椅子だけでもお店の印象は変わる事を覚えておいて下さい。

 

というのもあって椅子は自分で買うよりデザイナーさんに相談した方が良いと思います。

値段もパンフレットの6がけで買えたりしますのでコスト的にも安くなると思います。

 

ちなみに僕が神戸で開業した時はIKEAの椅子を使いました。

確か一脚1万円もしなかったと思います。(自分で組み立てです)

 

カバーも付け替えれるタイプでしたので重宝しましたが、やはり家庭用の椅子なので耐久性は良くは無いと思います。(壊れる事は無いですがグラグラしたりします)

最後に余談ですが、肘掛が付いた椅子を用意すると休憩時間に椅子を並べて横になる事が出来ません。

では簡単におさらいします。

飲食店の椅子選びのまとめ

注意が必要な椅子  

●合成皮革の椅子
●ソファや肘掛が付いた特殊な椅子

お勧めの椅子

●木の椅子
●カバーが変えれる椅子

 


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椅子は使用頻度が高く、劣化するものなので比較的高価ものを選ばれる方がいいと思います。

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