本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

何故イタリアンバルを経営しようと思ったのかは理由がある。綿密な計画が導き出した答えがイタリアンバル

イタリアンバルを自分のお店にした理由を教えます

自分のお店を持つまで働いてきた様々なジャンル

自分のお店を持つときにどんなジャンルで勝負すれば良いか分からない方もいると思います。

成功は人それぞれ色んなケースがあるので、これが正解なんて事は言えないんですけど、僕がイタリアンバルを自分のお店にしようと思った理由ももちろんあるので今回はそれを紹介します。

大体の人が自分の修行してきた業界のお店を開業されると思うんですけど、その業界で開業してビジネスとして成功出来るかがかなり大事になってきますので今回は僕の例を参考程度にみてください。

僕は高校生の時に旅館で3年間アルバイトをして、高校卒業後に料理学校に通ながらステーキやしゃぶしゃぶがメインのお店でアルバイトをして、フランス料理屋さんで働いて、和食のファミレスで働いて、ホテルで働いて、中華料理屋さんで働いて、居酒屋さんで働いて、創作居酒屋をオープンして、イタリアンバルで働いて来ました。

ご覧のように色々の場所で働いてきたわけです。

自分のお店を持とうと思ったきっかけ

そして自分のお店クチーナカメヤマ、イタリアンバルをオープンする事になります。

まず僕は20歳ぐらいの時に自分のお店を31歳でオープンする事に決めました。

京都に出て来た時は自分のお店を持つなんてこれっぽっちも思ってなかったんですけど、その後お店を持とうと思うようになったのはなんでかというと、ある挫折からです。

この当時は結構本格的なお店で働いていて精神面と体力面が原因ででなかなか仕事が続かないという状態に陥ってました。

当時からある程度料理には自信があったんですけど、その自信も打ち砕かれてかなりの挫折を経験してたわけです。

料理人として生きていく事を夢に生きて来たのでこの挫折は僕のその後の料理人生を大きく変える事になるんですが、このまま自分が働きたいような本格的なレストランで働く事に恐怖を覚えた事で方向転換する事にしました。

料理人としては生きていきたいけど、自分のペースで働ける環境を作りたい。

そう思った僕はそれなら小さくても良いから自分のお店をオープンしようと決心します。

将来は自分のお店を持ってのんびり仕事をできる環境を作るぞ!!

なんて考えになったわけです。

そこから自分のお店をオープンする青写真を描くようになるんですけど、その当時はビストロのフレンチがいいなぁ~なんて思ってました。

僕は色んな料理を勉強してる訳ですけど、やっぱりヨーロッパの雰囲気が好きな僕は将来はヨーロッパの田舎にあるような小さいレストランを作ろうと決心します。

年齢はどうしようと考えた時にその当時流行っていた占いで31歳が運気が良いと出ていたので、そこで開業する事に決めました。

本当にこんな簡単な理由で自分のお店を持つ事を決めました。

2つの衝撃が今のお店の方向性を作った

その後すぐにまた料理屋さんで働くんですが、本格的なとこで挫折を経験した僕は就職せずにアルバイトでとりあえず働く事を決めました。

選んだ業界は居酒屋さんです。そして昼は中華料理屋さんで働く事に決めました。

そんな感じで昼と夜を別々の場所で働いてみるとある事に気付き衝撃をうけました。それは本格的なレストランより圧倒的にお客さんの数が多い事です。

一日に100人以上の来店がありましたので衝撃でした。

中華料理さんはキチンとしてましたのでそれは当たり前だと思うんですけど、大学生のバイト達が料理を作っている居酒屋さんがめちゃくちゃ忙しくて驚きです。

しかも出している料理は焼きそばや唐揚げ、出汁巻き玉子なんていう普通の料理なんです。

これまで丁寧に料理を作ってきた僕はこんなものがそんなに売れるのかと驚きました。

この事に衝撃を受けた僕はコース料理ではなくアラカルトで好きなものを食べられる普段使い出来るようなお店を作る事に決めました。

しっかりと仕込みをした料理をカジュアルに食べてもらう事でもっと美味しい料理を広めたいなんて事も思ってました。

そしてそこから中国の友達と一緒にお店をオープンする経験をして、経営ノウハウなどを学んだ僕は次にイタリアンバルで働きます。

そこでまた一つ衝撃を受けます。

そこのお店はカウンターがあるオープンキッチンなんですけど、店長の接客技術が凄まじく、来るお客さん来るお客さんを自分のファンに変えていってたんです。

飲食店の経営には経費を抑えて美味しい料理を安く出せば上手くいくなんて思ってた僕の頭をトンカチで叩くような衝撃です。

この店長はたぶん料理を作らなくてもお客さんを呼ぶことができるなと思わす接客力が凄かったんです。

この技術が個人店のお店にあれば、絶対に有利になる。と思った僕はお客さんと会話ができるオープンキッチンのイタリアンバルを開業する事になる訳です。

と少々途中途中の経過を飛ばしてますけど、こんな感じでイタリアンバルを自分のお店にする事に決めました。

僕がイタリアンバルを選んだ理由

次にイタリアンバルのメリットを紹介します。

僕は個人でお店を経営するわけで、出来るだけ経費を落としておきたいという考えがありまして、奥さんと2人でお店を開業するんですけど、調理場1人、ホール1人の関係で仕事をする事になります。

そうするとどうしても料理の提供に時間がかかるのでお酒を飲んでゆっくりしてもらうためにバルという形にしました。

またお酒の注文が入る事で売り上げも上がりますし、お客さんと会話もしやすくなります。

お客さんと会話をする事で仲良くなる事ができ、忘れられにくく通って貰いやすくもなります。
その為カウンターがあるお店を作る事にしました。

次に気軽にお客さんに来て頂きたかったので、1人でもパスタを食べれる感じのお店を目指しました。

どうしてもコース料理のみのお店になってしまうと気軽に一人で来店する事は難しくなってしまうのでコース主体のフレンチではなくイタリアンなわけですね。

またパスタは女性のお客さんが好きな料理というのも大切な要素です。

日本では女性に人気のお店を作る事が何より大事というくらい、飲食店経営には女性のお客さんが大事になってきます。

なぜかというと、新店オープンしたらまず女性のお客さんが来店して下さいますし、口コミで友達にお店を広めてくれたりもします、また旦那さんや家族、友人を連れてきてくれたりもするわけです。

行動力が男性より圧倒的にあるので女性が行きたいと思うお店はそれだけで需要があります。

女子会などのお食事会も女性ならではですよね。

日本は女性が文化を支えているといってもいいくらい、映画でもコンサートでも、美術館でもありとあらゆるとこで女性の姿を多く見る事が出来ます。

ですので飲食店も女性が入りやすいお店を作ることは大事な要素になってきます。

次にイタリアンバルということで、お酒を飲むイメージがあるので飲み放題の宴会にも使ってもらいやすくなります。

宴会の良いところは沢山のお客さんに来てもらえる事と、自分のお店を知らない人を連れて来てくれる可能性があることです。

また忘年会シーズンは宴会需要があるのでそこでも使って貰いやすくなります。

こうする事でまとまった集客が出来るようになります。

あとは客単価を3000円前後に設定しました。

これは居酒屋さんに行くお客さんがこちらのお店にも行けるようにしたかったからです。

客単価が3000円くらいだとマーケットが大きいので、まず需要が多い価格帯になります。

そしてこの価格帯には様々なお店があり、お店の良い悪いがハッキリとしている価格帯なのでしっかりと仕込をすれば差別化が出来ると考えました。

キチンとイタリアンを学んでる訳でも無いので本格的なレストランがライバルになると負けてしまう可能性も高いと思ったのも理由の一つです。

本格的なレストランはもう少し高い価格帯になり、料理レベルもあがるのでそこでの勝負をやめたわけです。

ビジネスの基本としてマーケット(市場)が大きくて強力なライバルがいない事が大事になってきますので、大学生のアルバイトが良く働く居酒屋さんの価格帯を攻めました。

あと近所のちょっと良いお店はお子様NGが目立っていたので、お子様もOKにする事で小さいお子さんのいるご家族にも使って貰えるようにしました。

お子様がいるご家族はどうしても少し騒がしかったり、注文数が減ってしまったりというのがネックでNGにするレストランが多いんですが、

僕のお店はそこまで高いお店では無いのでお店的にも大丈夫な事と、アットホームなお店なので他のお客さんにも理解して貰えるかなと思いお子様OKにしています。

ちなみにヨーロッパではレストランは小さいお子様NGが基本です。

また店内が禁煙という事もご家族の利用が多い要素の一つになってると思います。

あとはヨーロッパな雰囲気は誕生日や記念日など特別な日に使って貰いやすいというのもイタリアンバルに決めた要素の一つです。

お客さんはそういった特別な日に普段行くお店と違ったお店を選んで下さいますので、そういうニーズに応えるお店を目指しました。

さらにいうとイタリアンバルは日本語でいうとイタリア風居酒屋や洋風居酒屋になるんですけど、居酒屋さんはジャンルに囚われず色々な料理を食べれるのが日本では当たり前になっているので、

僕が学んできた中華料理を出してもあまり違和感がないだろうと思ったのもバルにした要素のひとつです。

こういった様々な要素を兼ね備えているのがイタリアンバルになる訳です。

まずは自分の作りたいお店より長く続くお店

ですからどちらかというと自分のしたいお店でもあるんですけど、どうやったら長く続くお店を作れるかというコンセプトを形にした感じです。

飲食店を開業される方にアドバイスですけど、まず潰れないお店を作る事を目指しましょう。本当に潰れたら借金くらいしか残りません。

今まで頑張って努力してきて作ったお店をすぐに潰してしまうのはもったいない事ですので、出来るだけリスクを減らした経営を目指しましょう。

そしてそれが上手くいけば方向転換すれば良い訳です。

自分のやりたいお店に少しづつ変えていくことは可能です。 

長く続ける事によってお客さんが付いてきてるのと、経営ノウハウがたまってきてるはずですので、もし次のお店をするにしても最初のスタートラインが違います。

自分のお店は自分が気にいる事も大事ですけど、需要があるお店を作る事も大事になってきます。

どんなに優れている高級レストランでも、おじいちゃんおばあちゃんの町ではうどん屋さんの方が喜ばれます。

小規模な飲食店は好きに結構出来るのでどんなジャンルでも成功しやすいですけど、出来るだけ長く続くお店になるよう考えてくと良いと思います。

個人店なら好きにできるので自分の描いた絵も飾れるわけです!!

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