プロが詳しく教える、柔らかく肉汁たっぷりの唐揚げの作り方
美味しい鶏のから揚げのイメージ
人気のおかずの定番と言えば、鳥の唐揚げですよね。
僕も鳥の唐揚げが大好きでこれまで色々な方法で作ってきたんですけど、今回はその中でもオススメの唐揚げの作り方を紹介します。
お店で出しているジューシーハーブチキン唐揚げとは違う定番の唐揚げの作り方になります。
この方法でから揚げを作れば、ガリガリ、カチコチの唐揚げとはおさらばできますよ。
まずいつものように美味しい唐揚げをイメージしていきます。
カラリと揚がった黄金色の美しい鳥の唐揚げ。口に入れると火傷しそうなほど熱々で一口噛めば肉汁が溢れ出し、醤油の香ばしさと共に口の中をジュースが満たす。サクサクの衣とジューシィなお肉がたまらなく胃袋を刺激する。
とまた大袈裟になりました^^;
今回のポイントはサクサクの衣とジューシィな肉汁です。
材料と調理器具
では材料です。
- 鶏肉、300グラムくらい
- 塩、胡椒、少しづつ
- すりおろしニンニク、少量
- すりおろししょうが、少量
- お酒、20~30ccくらい
- 醤油10~15ccくらい
- ごま油7~10ccくらい
- チキンコンソメ少量(なくても良い)
- 片栗粉(揚げる時表面に付けます)
こんな感じです。
僕はいつも目分量で作るので味の濃ゆさ等は調節してください。
仕上げにお塩を軽く付けて食べてもらうレシピになるのでそんなにシビアではないです。
調理器具
- 油(多めの方が温度変化が少なくカラッと揚がります)
- 揚げ物用お鍋
- お箸
- 揚げ物を置くトレー
- リードペーパー
こんな感じです。まあ普通の揚げ物セットです。
作り方
では作っていきます。
まず鶏肉を適当にカットします。ひとつ40グラム~50グラムの大きめに切るとよりジューシィに揚がります。あまり丸々に切ると火が通りにくいので注意が必要です。
軽く洗って水気を切ってザルにあげておきます。(余分な臭みを取ります)
次に調味料を合わせます。全部入れて塩が溶けるよう混ぜます。
水気を切った鶏肉をボールに入れます。
30分ほど漬け込みます。
この時ジップロックなどに調味料と一緒に入れて空気を抜くとより早く味が染み込みます。(この中に手を入れなければ2、3日持ちます。手を入れてしまうと雑菌が繁殖して早く傷みます)
お鍋に油を注ぎ火を付けます。
180度くらいにしておきます。
お肉を取り出します。(余分な調味料を軽く落とす感じで)
片栗粉を満遍なく付けます。
揚げていきます。
最初は1分揚げます。
1分経ったら引き上げます。
そして2分休ませます。
ここがポイントです。一度揚げて唐揚げに余熱でゆっくりと火を通します。
2分経ったらもう一度揚げていきます。
この時の大きさにもよるんですけど、2分くらい揚げていきます。
衣がカラッと揚がっていたら完成です。
この時油の温度を仕上げの30秒間190度ぐらいに上げていくとよりカラッと揚がります。
良く油を切ります。
お皿にもってお塩を添えて完成です。
2度揚げのひと手間をかける事で中はジューシィ外はカラッと揚がります。
ワンランク上のから揚げ
上の作り方でも十分美味しいから揚げが出来るんですけど、ワンランク上の唐揚げの作りかたも紹介します。
まず鶏肉を切った時に軽く塩して20分置いておきます。
そうする事で鶏肉の臭みがより出てきます。
20分経ったら水につけて塩気を十分に抜きます。15分~20分くらい
次に調味料に鶏肉を漬け込みます。
漬け込んでから揚げる分の鶏肉をボールに入れてください。
そこにお水を20ccくらいいれます。(多すぎると味が薄くなり、少なすぎると意味があまりない)
30秒くらい揉み込みます。(軽く混ぜるだけでもOKです)
こうする事で調味料によって失われた水分を鶏肉に戻すことが出来ます。
つまりよりジューシィになるわけです。
水で気持ち薄めるので、下味を軽く濃ゆめにしても良いです。
味付けは感覚で出来るようになると楽です。
水気を切って片栗粉をまぶして揚げます。
あとは上の方と同じように2度揚げしてもらえれば完成です。
いかがでしたか?
何気なく作る唐揚げもひと手間かける事により、美味しく失敗無く作れるようになります。
ポイントは2度揚げとジューシィさを保つ水分を補給してあげる事です。
是非作ってみてください。