飲食業が儲からないその訳とは。イタリアンバルを経営してみて分かった事実!日本はムリゲーです。

なぜ飲食業は儲からないのか?

飲食業で働くことは低賃金のイメージがあり、自分でお店を開業すると倒産する事も多い業種と言われてますよね。

実際の数字で見ても飲食店の倒産件数は一般企業に比べてズバ抜けて多い事もあり、飲食業が儲かりにくいのは事実です。

 

では何故飲食業が儲からないのかを今回紹介します。

 

飲食業が儲からない理由は色々とあるんですが、こちらに飲食業が難しい理由の記事がありますのでこちらも参考にして下さい。

飲食店経営が難しい理由を経営者が本音で語る!ハードル高いけど難易度下げる攻略法も紹介してます。

 

 

結論
結論から言うと飲食業が儲からない理由は販売価格が安く利益率が低いからです。

詳しく説明します。

飲食業が儲からない理由 その①お店の数が多い

いきなりですが、日本は飲食店の数が多い国だという事を皆さんその事はご存知ですか?

僕は前々から知ってはいたんですけど、イタリア旅行に行ってこんなに違うのかと驚きました。

 

具体的な数字までは分からないんですけど、飲食店の数がイタリアに比べて日本はかなり多いです。

向こうに行って圧倒的に飲食店の数の少なさに驚きました。

 

日本にいると沢山の食べ物屋さんからどこに行くかを悩んでお店を選ぶという感覚だと思うんですけど、向こうに行くと点々としか食べ物屋さんが無いので、食べ物屋さんの場所を覚えておかなきゃいけないみたいな感覚になってましたね。

それぐらい少なかったです。

チェーン店はマクドナルドくらいしか目につかずほとんど個人店なんじゃないかと思うほど、ひとつひとつのお店が違う特徴を持ってました。

そして飲食店が少ないですから、味が美味しくなくても一定数のお客さんで賑わうお店が多かったです。

もちろん美味しいお店もあるんですけど、日本に比べると全体のクオリティは低く、値段も高めです。

 

まあ観光地なのでお客さんが多いのと味が微妙なのはある程度分かるんですけど、飲食店の数が観光地なのに少ないのは意外でした。

飲食店の数が少なくて尚且つどんなお店でも値段が高いのが当たり前ですので、美味しいお店はもっと値段が高かったですね。

 

観光だからそんなにケチケチもしてないんですけど、ひと皿2000円近くする料理がこんなものなの?っていうお店が多かったです。

ですからイタリアに行って修行でもしようかな?なんて考えてた僕はカルチャーショックを受けました。

 

日本の方が圧倒的に美味しくて安いですからね。

 

まあ僕が行ったお店がはずれだっただけかも知れませんが、感動したのはジェラートくらいでした。^^;

 

これが日本の飲食店が儲からない理由の1つです。

ちょっと分かりにくくかったかも知れませんけど、つまり日本の飲食店は数が多すぎるんです。

 

日本の現状
そして数が多いゆえに価格競争が起こりやすく、値段も手頃になっていき1つの料理に対しての利益率が低いのが当たり前です。

フランスでは日本のラーメンが1500円くらいで売ってますからね。ちなみに餃子とラーメンのセットで2000円くらいするらしいです。

日本にいると考えられないですよね。

けどそのくらいに日本は食べ物が安い国なんです。

 

僕のお店には海外によく出張されるお客様や海外在住のお客様もいらっしゃるので、現地の話を聞いたりするんですが、日本ほど食べ物が美味しくて安い国は無いって口を揃えて皆さん言いますね。

ちなみにアメリカで日本の定食屋さんのメニュー(1000円前後)を食べようと思うと価格は23000円するのに味はイマイチなんて事が当たり前らしいです。

 

それにヨーロッパは日本ほど外食が日常の国では無く、特別なものだからこそ値段が高かったりします。

海外の人ってあんまり外食しないんですね。

 

だからこそお店の数も少なく、値段も高めで、飲食店も賑わうようになってます。

日本と逆ですよね。

日本はお店の数が多く、値段も安めで、飲食店が賑わってないんです。

そして昨今の外食離れもありまして、お客さんの数が減ってます。

今後は人口がどんどん減っていくのでもっと飲食業は厳しい環境になっていきますね。

 

悲しい現実
ですから何が言いたいかというと、飲食業が基本的に儲からないんじゃ無くて日本の飲食業が儲かりにくくなってるんです。

飲食業が儲からない理由 その② 経費がかなりかかる

そしてもう一つ飲食業が潤わない理由は食材費や人件費などの経費がかなりかかる事です。

先程説明したように日本の飲食業はクオリティの割に値段が安いので原価率が高いです。

 

それでいてお店の数が多いので普通に営業していてもお客さんでどこもかしこも満席なんて事はありません。

基本的に利益が少ない場合は薄利多売と言って沢山売る事が大前提になるんですけど、薄利の割にお客さんの数が少ないので多売が出来ない場合が多いんですね。

 

そうすると今度はお客さんを増やす努力が必要になってきますので、宣伝や広告にチカラを入れる事になります。

ですからグルメサイトなどに登録しますよね。

この時に無料登録で上手くいけば良いんですが、無料登録しても効果があまりでない場合には有料プランで宣伝する必要が出てきます。

こちらに無料登録できるグルメサイトまとめました。無料登録できるグルメサイト!!オススメ11選と登録するメリットと注意する事。究極まとめ

 

僕もお店をオープンした時は食べログの有料プランを2年間ほど使用してましたけど、効果は出ました。

当然新規のお客さんは増えました。

 

しかし、、、広告費が余分にかかってしまうのでまた利益が減ります。

 

飲食店を経営していると、家賃、光熱費、ローン、人件費、広告費、雑費、食材費など経費がかなりかかります。

一般的に10%程度が飲食店の平均的な利益率になるんですが、小さな飲食店を経営していると売り上げがそこまで出ないので、例え利益率が10%あったとしてもその収益は多いものではありません。

 

つまり何が言いたいかというと、日本で飲食店を開く事はめちゃめちゃハードルが高いってことです。

飲食業が難しい理由
お店の数が多いためライバルが多くそれでいて強い、そしてそもそも飲食業は経費が沢山かかるビジネスなのに日本は標準の原価率が高い、さらに不景気でお客さんが少ない。

といった色々な負の要素の中で戦っていかないといけないのが飲食業です。

 

まあちょっとややこしく言ってますが、基本的に難しい条件が揃ってるのが飲食業です。

ですから働いても働いても薄給になってきますし、飲食店をオープンしてもすぐに経営が傾いたりします。

 

将来飲食店を開業したい方はこんな条件の中で勝負する訳ですので本当に頑張って下さい。

 

事前にかなり厳しい事を想定して開業される事を勧めます。

 

開業するリスクを減らす
そんな飲食業ですので個人で開業される場合は僕は少しでもリスクを減らすために家族経営や一人で飲食店を開業される方法を勧めてます。

儲からない理由の1つの人件費を削って営業すれば少々暇でもなんとかやっていけますので、参考にしてみて下さい。

家族で飲食店を経営するメリット、デメリット。知っていると上手くいく可能性上がります。

飲食店を一人で営業する注意点とその対策。対策さえ出来れば究極の飲食店の完成です

 

飲食業が儲からない理由のおさらい

簡単にまとめますと、

●飲食店の数が飲食需要や人口に対して多いためお客さんの数が少ない。

●日本は海外に比べて食べ物の値段が安く、クオリティが高いため原価率が高いのが一般的になっている。

●そもそも飲食店は経費が多くかかるビジネスだから、固定費が多く売り上げが少ないと経営していけない。

●広告・宣伝をしないとお店を認知してもらえない事も多いため、余計に経費がかかる

 

こんな感じです。

 

↓こちらにこれから開業される方向けに対策まとめてます

飲食店経営が難しい理由を経営者が本音で語る!ハードル高いけど難易度下げる攻略法も紹介してます。

 

ですからこれから開業される方は経費のひとつである人件費を出来るだけ削れるようなお店を作る事を僕はお勧めします。

 

外国並みに原価率を下げて営業するのはクオリティや顧客満足度を下げる原因にもなりやすいので注意して下さい。

ちなみに顧客満足度が高い状態で原価を下げれれば一番経営が楽になります。

今流行のタピオカミルクティー専門店は顧客満足度が高く原価が安く回転率が良いので一番儲かるビジネス(需要があるうちは)ですね。

こういった飲食店を新たに考えてビジネスするのも面白いと思いますが、ブームに乗っかるビジネスはすぐに飽きられる特徴があるので儲かったら撤収する身軽さが必要です。

ではあなたの飲食店が潤う事を願ってます。

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