本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

飲食店経営が難しい理由を経営者が本音で語る!ハードル高いけど難易度下げる攻略法も紹介してます。

飲食店経営が難しい理由を経営者が本音で語る

将来飲食店を経営したいと思ってる方や、飲食店を経営してるけどなかなか上手くいかない。

そんなお悩みありませんか?

 

今回は飲食店の経営が難しい理由とその対策について個人の飲食店経営者が本音で書いていきます。

 

僕は京都で自分のお店を開いて5年目になる経営者(オーナーシェフ)です。

今まで飲食店の開業は2回したことがあって、どちらの店舗も現在営業してますので経営は上手くいってる方だと思います。

友人と創作居酒屋を開業してみた。リアルで厳しい現実からの逆転の勝利法を見つけた話←1店舗目の話

 

まだまだ未熟ではありますが、これから開業される方や経営されてる方のヒントになればと思い僕の経営学を紹介してます。

開業すると分かるんですけど現実は結構厳しいですので頑張っていきましょう!!

 

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まず飲食店の経営がどんなものかを簡単に言うと

飲食店経営はかなり難しいけどかなり面白いから挑戦する価値あり

です。では難しい理由を紹介していきます。

 

飲食店経営が難しい理由その1 お店が多い

1番の原因かも
まず経営が難しい理由の1つが人口に対してや飲食需要に対してお店が多い事です。

町中の飲食店を一軒一軒見て回ったら分かるんですけど、飲食需要に対してお店の数が圧倒的に多い為、全てのお店が満席で人が溢れてるなんて事はまずありません。

 

僕が20歳くらいの時に神戸で働いてた時は、週末になるとすぐに満席になりお客さんが席が空くのを常に待っているなんて事がしょっちゅうあったんですけど、今の時代よっぽどの人気店じゃないとすぐに満席になる事もなく、お客さんが席が空くのを待つ事は少なくなりました。

これは外食頻度が高い世代の人がどんどん高齢化していったことと、給料が伸び悩んでることなどにより飲食需要の低下がおきてしまい需要と供給のバランスが崩れた為です。

 

また飲食店は手軽に始められる個人事業になりますので、閉店するお店が多くても開業するお店も多く、供給過多の状態でも次々と飲食店が開業していきます。

その為、少ないパイを沢山のお店で奪い合う構図が出来てしまい、お店をオープンしたら勝手にお客さんが入ってくる時代は終わり、普通に営業しいてるだけではお客さんに来店してもらう事が難しくなっています。

その2  お店の情報を調べる時代になった

次の理由はお客さんが飲食店に来店する時に事前にお店の情報を詳しく調べるようになった事です。

これがどうして飲食店の経営を難しくしてるかというと、今の時代ネット検索が当たり前ですから、いくら良いお店を作ってもネット上の評価がイマイチだったり、ネットにお店の情報を載せてないだけで新規のお客さんの来店が減ります。

 

ネットの時代
そうした事でネット上の評価を気にして来店するお客さんが多くなり、きちんと宣伝活動をしてない店舗は新規のお客さんの獲得が難しくなってるんです。

ですから昔ながらの料理一筋の飲食店も営業活動をある程度していかないと厳しい時代と言えますね。

 

またひと昔前はグルメサイトに有料登録さえしていたらお客さんがある程度獲得できていたのが、お店のクチコミ情報が重要視されるようになってるので良いお店を作る事が大前提になってます。

当たり前といえば当たり前ですけど、広告宣伝だけで上手くいっていた飲食店経営の時代は終わりました。

 

つまり良いお店を作ってきちんと宣伝活動を継続するお店を作らないとなかなか経営が難しいわけです。

ここでの宣伝活動は有料広告の事を言ってるのではなく、お客さんがツイッターやクチコミに投稿したくなるお店を作る事やネット上に自分のお店の情報を載せる事などを言っています。

 

お店の数も多いですから、差別化と話題性は飲食店経営に必須の要素ですね。

正直言って普通に良いお店を作っても上手く行くかどうか分からないのが、現代の飲食店ですから圧倒的に良いお店を作るくらいの気持ちで開業されたり、経営していくのが大事だと思います。

その3 経費がかかる

次の理由は経費が沢山かかる事です。

これも当たり前といえば当たり前ですけど、飲食業は原価がかかります。

 

それに加えて人件費もかかりますし、光熱費もかかります。

また店舗の家賃もかかりますし、ローンを組めばローン代もかかります。そして有料の広告を打つ場合は広告費もかかります。

 

利益が出にくい商売
といった感じで支払う項目が多いのが飲食店の特徴です。

 

例えばマッサージ屋さんなら基本的に原価無しで人件費しかかかりませんが1時間当たり6千円くらいの料金が発生します。

また美容院でもカット料金は人件費くらいしかかからなくても45千円の料金が一般的です。

 

飲食店の場合はお客さんが1時間滞在しても2時間滞在しても料金は変わりませんし、お食事代を頂いても3割は原価で無くなります。

そのうえ人件費は他の職種と同じようにかかりますので、同じサービス業でも経費がかなりかかる職業になるのが分かると思います。

それに飲食店を経営してると忙しいのは嬉しい事だけど、繁盛すると仕込みも増えるので大変ですよ!

そんな時は仕込みも原価もかからない美容院とマッサージ師が羨ましく思う時もあります。^^;

 

話が逸れましたけど、完全予約制のお店以外はお店を営業してみないと忙しいかどうかも分からないので従業員を最低人数は確保しておかなければなりません。

毎日が忙しければ問題ないんですけど、暇な日になると余分な人件費が発生しますのでこれも経営を難しくしてる要素です。

 

つまり忙しくても大変だし、暇になっても大変なのが飲食店経営ですね!

その4  食の多様化

飲食店経営を難しくしてる次の要素は食の多様化です。

 

これはどういうことかというと、今の時代コンビニにお弁当が24時間売っていますし、インスタント食品も豊富です。

また牛丼屋さんや定食屋さんのチェーン店もどこに行っても24時間で営業していたり、スーパーのお惣菜コーナーも充実しています。

 

それに加えてファミレスや回転寿司など色々な食べ物がどこに行っても簡単に手に入れる事が出来るようになりました。

その為、個人飲食店にわざわざ足を運ばなくても満足するお客さんが増えました。

 

ひと昔前はパスタといったらイタリア料理専門店に行くのが当たり前だったのが、今はスーパーで手軽なパスタソースも売ってますし、ファミレスでも食べる事ができます。

イタリア料理屋さんの美味しいパスタを食べなくても満足出来るお客さんも増えてますし、そこまで美味しさを求めてないお客さんも多くなってます。

僕自身もファミレスや回転すしが楽チンで満足できる人間なので、わざわざ新しいお店を開拓しようとしてないですね。
良いお店はたまにで大丈夫です。

 

それに加えて会社員の方の給料は伸び悩んでますから、お小遣いも減っています。

そんな中で税金が上がって食品も値上がりしてますからね。

削られるのはいつも食費
お金が少ないとどうしても削られるのが食費になり、外食はもはや贅沢な行事的なお客さんもいますので飲食店は厳しいわけです。

今の時代は外食したくても外食にお金を使う余裕がない人が増えてきて、贅沢しようとも思わない時代かも知れませんね。

その5 働きたい人が少ない

次の理由は飲食店で働きたい人が減ってる事です。

閉店理由の大きな要因でもある
個人飲食店の閉店理由の1つに従業員不足、後継者不足があります。

 

いくらお店が繁盛してても従業員が足らなければお店がうまく回りません。

また長年営業されてるお店も後継者不足によりあえなく閉店してしまう事もあります。

 

どうしても飲食店の経営はスキルが必要になってきますから、オーナーシェフの場合誰か代わりに働いてもらう事も難しいです。

ですので病気や事故にあってしまい長期休暇を余儀なくされる事があるとそのままお店を畳んでしまう事もよくある話です。

 

サービス業は従業員スタッフによって売り上げが変動するのが当たり前のビジネスですので、売り上げに貢献するスタッフが辞めてしまうとお店の売り上げも同時に減っていきます。

僕が前働いていた居酒屋さんでも接客上手な女の子が辞めてしまうと、その女の子目当てのお客さんが来店しなくなり売り上げが下がってしまう事はしょっちゅうありました。

 

ですから優秀な人材を確保できるかどうかで飲食店経営の難易度が変わってしまうといっても過言ではありません。

こんな感じが飲食店の経営が難しい理由ですね。

軽くおさらいすると

飲食店の経営が難しい理由のおさらい

  飲食店の数が多い

ライバルが多いのでお客さんの奪い合いになってます

  来店前にお店の情報を調べるようになった

ふらっと来店するお客さんが減ってしまいネットの評価で来店客数が変わる時代になった。

  飲食店を経営するのは経費がかかる

人件費に食材費など飲食店経営はそもそも経費が沢山かかります。

  食の多様化

外食しなくても色んな食べ物が食べれるのでわざわざ外食しなくても良いと思う人も増えてきてます。

個人店なら尚更初来店までのハードルが高いです

  従業員や後継者不足

いくらお客さんが来ても従業員が足らなければ売り上げは上がりにくいですし、お客さんの満足度が下がります。

また個人店の場合は後継者がいなければ一代でお店を畳む事になります。

こんな感じが飲食店経営の難しいところですね。

ぼくが実践した難易度を下げる方法

ではこれをどうやったら解決できるかと言うと、超低リスク経営で開業するのが1番だと僕は思ってます。

超低リスク経営
この超低リスク経営とは何かというと、経費を抑えて、お客さんの数が少なくても大丈夫なお店を作って、無料でお店の事を宣伝して、尚且つ圧倒的に良いお店を作る努力をするです。

↓こちらに色々と僕が書いた記事のリンクも貼ったので気になるとこは参考にして下さい!↓

 

●具体的に説明すると人件費を家族や一人で営業する事によって抑えます。

飲食店を家族で経営するメリット、デメリット。知ってるだけで上手くいく確率上がります。

飲食店を1人で開業する注意点とその対策。対策さえ出来れば究極の飲食店の完成です

 

●お店の出店場所は家賃10万円以下の所を探します。

個人飲食店は10坪がオススメ。これ知っちゃうと10坪一択です!

 

●客単価を調節して忙しくなくても黒字になるお店を作ります。

暇でも黒字のお店を作ればストレスがない、そんなお店のつくり方教えます!

飲食店を経営する上で最適な原価率とは 原価率と利益の考え方をマスターしましょう。

 

●幅広い客層に使えるお店を作って、マーケットが大きいところで勝負します。

飲食店が長続きする出店場所の見極め方。ポイントを詳しく紹介

 

●圧倒的に良いお店を目指して経営する事でファンを作ります。

100回通いたくなるお店の作り方。これこそが飲食店経営の理想かも知れない。

飲食店を開業して分かった経営に必要な禁断の能力。これさえあればお店は持てる。

 

理想はお客さんが新たにお客さんを連れてきて来てくれるようなお店です。

 

●売り上げを上げる方法やマインドを学びます

飲食店の売り上げを上げる方法と考え方。簡単に売り上げが上がる方法を2つ紹介!!

pay payのメリットデメリット、手数料が安くなる方法も紹介。飲食店で導入するか迷ったら答えが出る記事になってます。

 

●さらに通ってくれるお客さんに忘れられないようにホームページやグルメサイト、Facebookなどを活用して情報を発信し定期的に来店してもらえるようなお店を目指します。

無料登録できるグルメサイト!!オススメ11選と登録するメリットと注意する事。究極まとめ

飲食店にホームページって必要なの?導入しない方が損する理由教えます

飲食店にブログを導入してお客さんを集客してみよう!開業前の方は今がチャンスだと気付けますよ!!←開業前なら今がチャンス

 

こんな感じの戦略で経営すると結構楽に黒字化が達成出来ると思います。

 

長続きする理由
僕は奥さんとの家族経営で超低リスク経営を開業当時からしています。

ですからお店が少々暇でもなんとか続くお店が作れてます。

 

また飲食業は体力勝負ですのでこちらに疲労回復の記事もまとめてます。参考にして下さい。

飲食店や長時間立ち仕事で働く人の疲れを取る方法。これを知れば体調不良とはおさらばです。

 

こちらに開業1年目の話を詳しく書いてますのでもし良かったらどうぞ

飲食店開業の1年目のリアルな体験を紹介!!理想と現実の厳しさが分かる記事になってます。

飲食店の経営は難しいですけど、きちんと対策すればかなり難易度が下がります。

難易度下げるとお店も楽に経営でき、お金も残りやすいのでこれから開業される方は人口も減って外食頻度が減る可能性も考慮して開業して下さい。

 

これなら絶対上手くいくと思うお店を作れば精神的にも楽ですよ~♪

 

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