何をやっても続かない原因は頑張りすぎる事かも知れません
めんどくさがりだったあの頃
今回は新しく物事を始める人が3日坊主で終わらないようにする方法を紹介します。
なにかを始めた時はものすごく集中して取り組むのに、少し時間が経つと飽きてしまいなかなかやる気が起こらず、また明日、また明日と先延ばしにしてしまい結局いつのまにかやめてしまう事ないですか?
筋トレやダイエット、勉強なんかもそうですよね。
未来の自分をより良く変える為にやる気に満ち溢れてたのが嘘のようにもう頑張ったからいいやと投げ出してしまう。
皆さんもそんな経験あると思います。
僕も普通にあります。
僕は今でこそ飲食店の経営者としては自分のお店を経営してますけど、小さい頃は本当にサボりぐせが多い子供でした。
小学生の頃は剣道部に4年生から入ってましたけど、上級生のメンが強烈でその痛さから5年生の時はクラブを辞めて、6年生になるとその上級生が居なくなったのでまた始めたりもしてましたし、
中学生の頃は部活に行くのがめんどくさくて良く言い訳してサボってました。
まあ無断で休む事は無かったので、真面目なサボり方をするなんとも奇妙な行動を今考えるとしてたと思います。
基本的にめんどくさがりやなので、いかに効率良く、合理的に動く事をいつも考えている性格で、やりたいと思ったらすぐに行動するんだけど、後々めんどくさくなって中途半端に終わってしまうなんて事ばかりでした。
なんでも手を出してはすぐにやめてしまうそんな癖がついてましたね。
大きな目標は実はやる気をダウンさせる
それを今回改善する方法を紹介するんですけど、その方法とは最初に大きな目標を立てない事とちょっとづつから続けるという事です。
まず最初に大きな目標を立てない理由は大きな目標を立ててしまうとその目標に押しつぶされるからです。
そのため頑張っても無駄だと諦めてしまい、本来なら続けていたら達成出来ていた目標も達成出来なくなります。
基本的に人生思い通りにいかないもんですから、目標がそのまま達成出来るってなかなかないですよ。
僕もお店を営業して5年目になりますけど、創業当時は3年も経てばいつも満席なお店ができると本気で思ってましたが、そんなに事はなってない訳ですのでなかなかそんな都合よくいくものではないです。
では目標はいらないかというとそうでも無くて、大きい目標は幅をもたせて、少し曖昧に作ると良いです。
夢はリアルに細部まで描け。とは逆の夢はぼんやり描けです。例えば3月10には絵を完成させる!!なんて目標は立てずに早ければ3月、遅くても春ぐらいに完成させるといった感じで目標をたてます。
そうすると前者の場合、3月10日までに完成と思ってたのにズルズルと伸びて期日を過ぎてしまったらやる気もなくなってしまいます。もちろん完成出来ればそれに越した事はないですよ。
ところが早ければ3月に完成、伸びても春までという感じで曖昧にしとくと、3月を過ぎた頃にもうそろそろ仕上げないと焦り始めても、
春という認識をどう解釈するかで期日が変動するので、少々遅れたとしてもなんとか間に合ったと自信を持つことができます。
なにが言いたいかと言うと結局は期日を守ることよりも、仕上げる事が大事なので
あまりきっちりとした目標にし過ぎてやる気をダウンさせない事が大切ということです。
毎日の課題の作り方
しかし全てを曖昧目標にする事も良くなくて毎日の課題はしっかりとしたものにして下さい。
未来というのは今の延長線上ですので、日々の課題が曖昧だとなかなか伸びていきません。この時のアドバイスとしてはこれにも振り幅を付けると良いということです。
例えば外を走るという事に新たに取り組むとして、最終目標はあと2~3年でマラソン大会に参加する事にしたとします。
そこで毎日の課題を5キロ走るなどにするとなかなか続きません。最初のうちはやる気があって頑張るんですけどやる気が落ちてくるとなかなか続きませんよね。
なので5キロ走る又は100メートルダッシュを一本走るとかスクワット10回などにします。
そうすると頑張れるときは5キロ走って今日はめんどくさいななんてときは一本ダッシュを走る事で課題クリアです。雨が降ったらスクワットに変えることも出来ます。
こうすると毎日課題をクリアしていきやすいので続けていくモチベーションが保ちやすくなります
次に少しずつから続けることのメリットを紹介します。
まずこれで3日坊主になりにくくなります。
何故3日坊主にならないかというと少しずつづける事で取り組む事が容易になる為です。
というのも3日坊主の場合、最初から全力でやってしまいがちなので、こんなに頑張ったのにこれだけしか成果が出ないと早とちりして諦めたり、
習慣がまだ出来てない状態で大変なことを続けようとするので膨大なストレスを感じたりします。
そうすると人間、ストレスをどうしても嫌いますのでやりたくなくなるわけです。そこで最初はゆっくりスタートする方法にしてみて下さい。
ゆっくりと少しづつ始めることにより、課題クリアが簡単になるので毎日続けてもめんどくさくなりにくくなります。
そして続けていくとその行動が習慣化されてきて、当たり前のように行動出来るようになります。
そして面白いことに習慣化されてくると行動をする事が当たり前なので行動をしないことに対して逆にストレスを感じるようになります。
人間の習性を利用する
人間は習慣性を好む生き物なので、現状維持が大好きです。だから新しい事に取り組むことを嫌います。
新しいことは安定から抜け出すわけですからね。
そしてルーティーンとしてなにも考えずにこなせるようになってきた時くらいから、負荷を上げていきます。
こうする事によって行動をするという事は習慣化出来てますのでにストレスは感じずに成長の効果を加速していけます。
多くの方が、
よし!!今日から自分を変えるぞ!!てな感じでいきなり限界に近い目標にチャレンジしてしまうんです。
現状維持の大好きな私たちはいきなりの変化を最も嫌いますのでストレスを感じ、モチベーションが低下した時にネガティブなイメージを想像させて元の形に戻そうとする訳です。これは恒常性とも言います。
だから自分を変えるっていきなりじゃなくてゆっくり変える方が成功率が上がるんです。
1年生の部活の時はやる気なかったのに3年生の部活の時はめっちゃ頑張ってるとか良くあるじゃないですか、あんな感じです。
続けていく事で知らず知らずに怠け者が頑張り屋さんに変わってしまったなんて感じがストレスも無く理想なんです。
まとめ
まとめます
- まずはお大雑把な目標を立てます。次に毎日の課題を普通用と忙しい時用の2パターン用意します。
- 次に習慣化を目標に取り組みます。
- そして習慣化出来たら負荷を上げていきます。そして毎日の課題をこなす事により、目標に近づいていき、最終的に達成という訳です。
新しい事に挑戦するときは、まずは少しづづで良いので習慣化して下さい。
外を走るだったら毎日1分からスタートでも良いです。
そしてそれを2ヶ月続けて下さい。事柄の難しさによって変わるんですが大体2ヶ月で習慣化が出来てきます。(昔は2~3週間と言ってましたが約60日かかると最近になって言われてます。)
そして徐々に負荷を上げていきます。
この時に忙しい時用と普通の時用の2種類用意し忘れないように毎日行動します、そしていつの間にか目標達成、又は運動ならばずっと続けていくと言った感じです。
習慣化さえ出来てしまえば続けて行く事は容易になってますのでなにをやっても続かないという方は試してみてください。
では僕は毎日のルーティーンとなった絵を描きますかね。