本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

飲食店の10%off。これを知ってもまだ続けますか?辞めなさいとは言いませんが結構損してますよ

10%offなどの割引サービスの危険性

今回は割引サービスについて書いてみようと思います。

当店が割引サービスを使わない理由

当店クチーナカメヤマでは割引サービスはほとんどしてないんですが、10%offなどの割引サービスが飲食店では当たり前になってますよね。

一周年フェアなどでは生ビールを安くしたりくらいはしてるんですが、

何故割引サービスを普段しないかというと

割引サービスで来店されるお客さんは、割引サービスがあるから来店されるのであって、割引サービスが無くなれば来店されません

そしてお店の価値も割引かないと行く価値が無いお店になってしまいます。

ちょっと極端な意見ですけど、そういう影響もあるのは経験上事実なので当店は割引サービスをしないようにしています。

それに食べログやホットペッパーを見たお客さんを10%offにした場合、そういうサイトを見ない常連さんが損をして、

一回だけ来店されるお客さんが得をするみたいで嫌なんです。

どうしても割引きをしたい場合は10%offする前に10%値上げする事をお勧めします。

何故そんな事を言うというと

10%offは実は10%offじゃないんです。

10%offは実質○○%off

例を出します。

100円の商品があって、原価30円とします。

10%offの割引きを使うとお会計が100円から10円引かれて90円になりますよね。10%offなので当然ですが、この時落とし穴があって、原価に注目して下さい。

割引サービスを使っても原価は変わらないですよね。

だから商品代100円ー原価30円=利益70円だったのが商品代90円ー原価30円=利益60円になります。

原価が変わらないので利益はこの時10円分減っています。

利益70円の10%は7円なので63円残れば利益も10%offになるんですけど、

60円しか残らないということは10%offは
実質利益14%offなんです。(70円の14%が9.8円)

これをひと月に計算すると分かりやすく100万円の売り上げ原価3割だとします。
そうすると荒利益は70万残ります。

次に10%offクーポンを全員が使ったとして100万円の売り上げが出たとします。

10%offで100万の売り上げなので実質110万円の3割、33万円が原価になります。100ー33なので荒利益67万円残ります。

忙しさは110万分で荒利益は割引サービスを使わない時の100万円の時以下です。

次に10%offで110万円売り上げました。売り上げ110万円という事は実質122万円の原価3割、36.6万円かかります。

110ー36.6なので荒利益73.4万円残ります。

忙しさは122万円分で利益は73.4万円

10%offしなければ利益を73.4万出すには105万円の売り上げで足ります。

ここで割引サービスを使う前はアルバイトを使わなくて良かったのに、忙しくなったからとアルバイトを入れたらもっと利益は減ります。

 

忙しい割にはお金が残らない、そんな状態になるんです。

割引サービスを途中でやめることのリスク

そこで10%offクーポンをやめるとします。

最初のうちはそんな事も知らないお客さんが来るので売り上げは変わらずで良かった良かったとなるんですけど

段々とお客さんは前より高くなったとかサービス悪くなったと思ったりして来なくなったりもします。


そうすると割引サービスをする前より利益が落ち込むなんて事になるんです。


どうでしょう10%offやらない方が良かったと思いませんか?

10%offや20%offは確かに魅力的で集客効果は高いですが、その値引きを目当てに来てるお客さんは値引きが無くなると、次の店、次の店と値引きをしてくれるお店を探すといいます。


だからお客さんを集めるつもりで値引きサービスを一度してしまうとやめるにやめれなくなるんです。

割引サービスはどうしてもお店の価値を下げてしまうので良いお店ほど割引サービスなどを使わないと言います

そういった割引サービスが無くても通ってもらえるお店を作って行きましょう!

呼び込み集客が使うテクニック

ちなみにそういった割引サービスをしたい方は前の方に書いた10%値上げしてから10%offするというのもありだと思います。

お客さんは元値から割引してくれる事を喜んでいますので、元値が高くても割引率が高い方が喜ぶ傾向があります。

まあちょっとイヤラシイ手段ですけど。実際呼び込み集客などをしているお店はこういう手法を使います。

今なら10%offのところ15%off、それでダメなら20%offでどうでしょうと言ってきます。

けど実際はそれを考慮しての値段設定ですので(ポテトフライ500円以上とか)そこのお店的には問題ないんです。

それを真似してうちの店も20%offだ!

なんてやると痛い目見ますからお気をつけ下さい。

割引サービスの代わりを考える

僕的に面白いと思うのは一回100円でサイコロをふって1が出たら10%offでそれ以外はハズレみたいなお祭り要素で値引きをすると、


お客さんの記憶にも残りやすいし楽しいので人気出るかもと思います。居酒屋さんなら盛り上がること間違いなしです。

割引サービスはお客さんを呼び込む為の作戦なので、割り引かなくてもお客さんが行きたくなるようなサービスを考えるといいと思います。


お会計の時、手品でお金が出てくるなんてサービスもあったら流行るんじゃないでしょうか

ちなみに全部の割引サービスを否定してるわけではなく、当店も近くに京都造形芸術大学と京都大学など学生さんが多数住んでいらっしゃるので、ランチタイムに学割セットをご用意してます。



まとめると大事なのは割り引くならずっと割り引く覚悟が必要なことと、割引サービスはお店の価値を下げ利益を圧迫するという事に気付くことです。


ですので割引サービスが無くても通ってくれるお客さんを大事にしてください



本当にお店のことを良く思ってくれるお客さんはもっと値段あげていいよ!とかちゃんと儲けなあかんよ!など割引の真逆のアドバイスをして下さいます。


そういった素敵なお客さんに多数来店してもらえることは幸せですよ。



お店の価値を下げずに上げていく努力をしていきましょう!

 

では僕はそろそろ絵を描くのでこの辺で。

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