本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

不思議とファンに支えられて今がある。あなたのお店のファンが増える秘密が隠されてるかも

自分のお店を気に入るファンが知らず知らずにできていく

クチーナカメヤマをオープンして

京都の一乗寺にクチーナカメヤマを2014年11/9にオープンして早4年が経ち、もうすぐ5年目の春を迎える頃になっています。

お店をオープンする時は絶対に上手くいくっていう気持ちと今後どうなってしまうのかという不安でいっぱいでした。

やっぱりある程度の自信があってもどうなるかなんて分かんないから怖いんですよね。

そして蓋を開けてみるとあらかじめ考えていた1番暇だったらこのくらいだろうの予想がピッタリと当たるような低調な出足でした。

この時はやっぱりそんな世の中うまくいくもんじゃ無いよね~なんて気持ちになってました。

僕は以前神戸で友達と一緒にお店をオープンした経験があったのと、最初に忙しくしたくないという考えもあったのでオープン前の宣伝をほぼせずに新店オープンしたんですがそれがそのまま結果に出た感じです。

だから別に焦りもせず今後の経営の計画を立てて行きました。

オープン当初に忙しくしたくなかったのは、慣れてないうちに沢山のお客さんに来てもらっても満足してもらえない可能性があったからですね。

徐々にお客さんが増えていく方が僕たちも慣れてくるのでスムーズに営業できます。

そうした方が満足度も高くその後何回も通ってもらえると思ったので、あえて宣伝はしなかったです。

まあそれでももうちょっとお客さんは来ると思ってたので、肩透かしを受けたみたいにはなりましたが。^^;

またこの時の売り上げは超低リスク経営のおかげもあってギリギリ黒字のラインをキープ出来てたので、これから広告を打ってお客さんに少しづつお店の事を紹介していけばなんとかなるだろうという感じでした。

3カ月後から本格スタート

3ヶ月経って実際食べログに広告を出すとチラホラと御予約も頂けるようになりましたね~。やっぱり広告ってすごいです。

ただどうしても週末にご予約が集中する傾向が強く一気に売り上げがあがるというより、予約が入って精神的に安心できる効果の方が強かったです。小さいお店は席数が少ないのでこれはしょうがないですね。

広告のお陰で予約も入ってストレス減って毎月黒字をキープという感じです。

そうは言ってもこの当時は毎月、毎月、最後までどうなるか分からない緊張感も少しあり、ドキドキしながら営業してましたけどね。

もちろん去年の売り上げデータもなく、今月が良くても来月が良い保証なんてないですからうまくいってるとはいえ、心配になります。

いつも誰かが助けてくれる

そんなこんなで放たれた風船のようにどっちにいくか分からずにフラフラと営業してましたが、そんな不安な心をいつもお店に通ってくれるお客さんが励ましてくれます。

自分で言うのもなんですが本当に僕たちはお客さんに恵まれていて、暇な時期も忙しい時期も通ってくださるお客さんのおかげでお店を続けれてます。

詳しくあげればキリがないんですが、特にオープンして最初の頃は近くのお店のオーナーさんに何度も通って頂き、そのお店のお客さんに僕のお店の事を宣伝していただいたり、従業員の方を連れてきて一緒に使ってもらったりと大事にしてくださいました。

台湾出身のtさんとの出会い

それから冬を抜けて春になると台湾からの留学生のtさんが何度も何度も通ってくれるようになります。

tさんは台湾出身でモデルのようにスラッと手足が長い綺麗な女性になるんですが僕たちのお店を気に入ってくれてカウンターに座ってはお食事しながら良くおしゃべりをしてました。

本当に良くお店に来てくれてどんな時でも週に3、4回は通ってくれるんです。

ちなみにハーブチキン唐揚げセットが大好きで、来店したら8割このセットを食べてます。

僕のお店の近くに京都造形芸術大学のグループで日本語が勉強できる学校があるので、その学校の留学生ですね。

そんな留学生の中でもtさんはよく通ってくれて、僕達のお店を友達に紹介してくれたり、みんなで来店してくれたりもありました。‘

台湾に少しの期間帰るときもお土産を持ってきてくれたり、台湾の友達が京都に遊びに来たら2人でお店に来店してくれたりとそんな関係のお客さんです。

僕も今までいろんなとこで働いてきましたがここまで通ってくれるお客さんは初めてですね~。

そのあとtさんは日本語をしっかりと習得して学校を卒業し台湾に帰るんですが、別れは寂しくちょっぴり泣いたような気もします。笑

トータルで考えても100回は軽く来店してくれて、なんと卒業発表では僕たちのお店をプレゼンしてくれました。日本にある外国のレストランの紹介という卒業発表です。

ありがたすぎて感動レベルです。こんなことってあるんですね。
そのおかげでその後も留学生の方に沢山通ってもらえるようになってますからね。 

オープンするときに100回通えるお店を作ろう!!と決めたんですけどすぐに達成してしまいました。

自分の為じゃなく誰かの為になるお店を作る

僕たちのお店はtさんだけでなく数えれば本当にキリがないほど、沢山のお客さんにささえられてます。

飲食店はなかなか厳しい業界ですけどこういう出会いがあると本当に嬉しいですよ。

お客さんにありがとうというのはこちらなのに、向こうからありがとうと感謝される。そんな関係は素敵ですよ。

小さい個人店はお客さんとの距離も近いので、普通のお客さん以上にお客さんと仲良くなる事があります。

不思議なことにそういう人と別れがあると、もうこんなお客さんと仲良くなることなんてないだろうななんて思ってるのに、また次の出会いがあったりします。

飲食店は基本的にはお客さんのお腹を満たす店だけど、それ以上の魅力も詰まってるのかな?

僕は挑戦したい方を応援しますよ~

飲食店にホームページを導入してブランド力を高めよう

なんだか変な終わり方ですけど、

誰かの為に頑張っていきましょう。
それがかけがえのない人との出会いになります。

こちらに100回通えるお店の秘密も載せてます。良かったらどうぞ
100回通いたくなるお店の作り方

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