本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

[飲食店経営]毎月暇でも黒字のお店を作るとストレスがない。そんなお店の作り方を教えます

毎月黒字化のお店を作る

飲食店が潰れる理由とは

今回は出来るだけリスクを減らした経営を考えてみようと思います。

飲食店を作ってもすぐに潰れてしまうお店が沢山ある事は皆さんご存知ですよね。

ではなぜそういったお店が出来てしまうのかは分かりますか?

って言ってもそのままなんですけど、原因は儲からないからですよね。

思ったより利益が出ない、もしくは毎月赤字。この二つの理由が早期閉店の主な理由だと思います。

少数例としては、奥さんと一緒にお店をするつもりが喧嘩をしてしまってそのままオープンしなかったや、急に実家に帰らなければならなくなって、やむなく閉店。

また大きい事故に遭ってしまったりなんて話も噂で聞いたことがあります。

こういう少数例はとりあえず置いといて、儲けが出ない原因をしっかりと把握する事で、安定した経営が出来るようになります。

その原因はなんなのかという事ですけど、

先に答えを言うと、儲けが出ないというより支払いが多い事を問題だと考えた方が良いです。

つまり長くお店を続けていくには、収入を増やす事も大事だけど、いかに支出を減らすかにかかっています。

飲食業界の今後の未来とは

僕は自分のお店をオープンしてもう5年目になるんですけど、お店を開業する時に超低リスク経営を目指して開業した事もあってなんとかお店を続けていけてます。

そのため支出を削れるとこは出来るだけ削っています。

今の時代飲食業は右肩上がりの産業ではなく、現状維持や毎年売り上げを少しづつ落としていくお店が多くなっています。

それは不景気が原因だったりする訳ですよね。

不景気になるとお給料は増える事なく現状維持で、少ないお小遣いは自分の趣味など楽しみに使う事が多いのでどうしても削られるのは食費になってきます。

また世代的にも若い世代はレストランなどの利用率が低下しているのも飲食業界が潤わない原因だと思います。

そういう事もあって若者が外食やアルコールに興味をあまり持たなくなってきています。

そして低価格のチェーン店で満足するお客さんも多いわりに、飲食店の総数自体は供給過多な傾向があるので1店舗あたりでの飲食需要が減っています。

ひと昔前は繁華街の金曜日になるとどこのお店も満席で、空席待ちのお客さんが当たり前だった気がするんですが、最近は金曜日でも空席が目立つお店も増えてきました。

という事は1番お客さんが動く日でも全てのお店が潤う訳ではないので繁盛店でなければ、売り上げを伸ばしていく事は難しいと言えます。

もちろんこの時何もせずに待っていてもお客さんは来ないので、広告やチラシを作成してお店の存在をアピールする事も大事になってきますけど、経営が難しくなるのは利益が出ない事が主な原因ですので、利益を出すために支出を減らしておくことをお勧めします。

またこの先の未来は少子化が進んで人口が徐々に減ってきますのでお客さんの数も段々と減っていく可能性の方が高いと言えます。

そうすると同じ営業をしていてもお客さんは徐々に減ってくるのが自然です。

つまり売り上げを伸ばそうと思って努力してもなかなか伸びない時代が来るかもしれません。

目指すは超低リスク経営

そういう事も考慮して最初から超低リスク経営を目指してみてはいかがでしょうか?

という話です。

僕が考える超低リスク経営は簡単に言うと家族経営か1人でお店を経営することです。

こうすることで経費の大部分を占める人件費を大幅に削減できます。

そして1人や家族で経営する訳ですのでおのずとお店は小規模になり、家賃も安くなります。

僕がオススメするのは10坪、家賃10万円以下の物件です。この規模だと一人でも営業も出来るし、家族でも営業できます。

小回りが利くのでお客さんとも仲良くなれますし、常連さんも付きやすい環境です。

小規模のお店にする事で毎月の経費がかなり安くなります。

ちなみに難しいのは20坪くらいの少し大きい店になると思います。この規模だと従業員が3~4名常に必要になるので暇になった場合に人件費だけでもかなりの出費になります。

またお店が大きいと初期費用も多くなりますので、借金が増えたり、運転資金の確保が難しくなります。

小規模飲食店は経費が安くなるので、売り上げ自体が少々少なくても赤字にはなりにくいですし、売り上げが多くなると利益も多くなります。

また予算に余裕が出るので広告も問題なく出せます。

従業員を雇うのは経営が安定してからが良い

そして利益が安定して出るようになれば従業員を雇う事もできます。

どうしてもお店をオープンしたての頃はオープン特需を抜けると売り上げがガクッと落ちたりしますので、ここで従業員を雇っているとかなり経費を使う事になります。

そして最初から従業員を雇うシステムでお店を作ってしまうと、毎月売り上げが少なくても1人ではお店を営業できない為、経費ばかり必要になってしまいます。

ですので最初から1人もしくわ家族経営でお店をする前提で開業する事をお勧めします。

意外と多い一人で営業する飲食店

最初から一人で営業する前提でお店をオープンするとカウンター主体のお店にするなど、一人でも営業出来る形態でお店を作る事になりますので意外に問題なく営業できます。

良くある小さいバーなどは一人で問題なく営業されてますよね。

この時に大事になってくるのはどうしても一人営業だと時間がかかってしまうので、出来るだけ早く提供出来るものを用意する事です。

簡単なものばかりではなく仕込みで十分に煮込んでおいた料理などを温めて提供するなどの工夫で、手の込んだ料理も提供できます。

またラーメン屋さんも券売機を使い一人で営業するお店も増えてきてますので、やってみると意外と営業できるようです。

僕も奥さんが体調不良の時一人で営業しますけど、いつもなんとかなります。

時間がかかるのを事前に伝えて、組数は限定したりしますけどね。

ちなみに僕の近くのお店でも長くお店を続けているお店は繁盛店と家族経営、一人営業のお店が多いです。

一人営業のお店は数えてみると意外に多くてびっくりするんですが(思いつく限りでも5店舗はあります)どこのお店も問題なく何年も営業されています。

また長年お店を営業されてるお店は家族経営が多いのも特徴です。

ということは逆に言うと誰か従業員を雇って営業する事は今の飲食業界では難しくなっていると言えるかもしれません。

もちろん出店場所が繁華街では家賃が高くなりお客さんの数も増えるので話が変わってきますが、(10坪10万円以下ならオススメです。)お店を開業される場合はリスクを出来るだけ減らす考え方も必要です。

ちなみに美容院やマッサージ店は技術は必要でも原価があまりかからない職業ですので個人で営業されていても利益が出やすい業種です。(技術と接客が高レベルの場合です。こちらも簡単ではありません。)

ということで長く続けていくには利益が出やすい仕組みを考える事が重要ですね。

飲食業は原価はかかるし、忙しいと仕込みが増えるので営業も経営もかなり大変ですので覚悟が必要です。

頑張っても上手くいくかは分からない業種ですので、そのリスクを少しでも減らしていきましょう。

簡単に潰れないお店を作ってしまえば精神的に余裕も出来ますし、お店を作って良かったと楽しい日々が過ごせますよ!!

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