飲食店の営業時間時短要請
コロナが蔓延し飲食店の営業時間短縮要請が2020年の年末、京都でも施行されました。
僕のお店は京都市左京区一乗寺にあるんですけど、京都市全域が対象地区となり、お酒類を提供するすべてのお店が時短営業の対象店舗になりました。
基本的には居酒屋や夜の接待があるお店がメインとなっていますが、ラーメン屋さんでもお酒を置いていれば対象店舗となるため左京区はほとんどのお店が夜9時に閉店しています。
今回の営業時間自粛期間は12月21日〜来年の1月11日までの22日間です。
遅くとも25日に自粛してくれる店舗を対象として、自粛要請に協力してくれた店舗には協力金が1日あたり4万円支給されます。
大型店舗には厳しい年末
しかし大型店舗においては焼石に水程度の協力金ですので、賛否両論あるところです。
実際のところ僕のお店のように小規模店舗であれば粗利4万円を上げるために5万円以上の売り上げが必要となるためコロナ期間であっても従来の粗利分を補填できます。
今年は忘年会というものが一切ないと言っていいほどに、12月は閑散としていたのでこれがなければ経営がやばいという店舗も多くあったと思います。
ただこの自粛要請の協力金というのは出る地域と出ない地域があったため、悲惨な売り上げのまま年末を迎える店舗というのが大多数だと思います。
飲食店ばかり優遇されてというお話もちらほら聞きますが、元々粗利が少ない業界であり、食材購入や備品(グラスやお皿)、清掃業者や看板やのぼり業者と多くの業種から仕入れや契約を交わしているのが飲食店ですので重要視される意味が僕はあると思います。
実際、質の高いお野菜を作る農家さんも売り上げが低迷しましたし、和牛なども消費が全く足らない状態でした。
まあ本音を言えば、すべての業種の粗利を補償してコロナの期間が過ぎるまで自粛できればと思いますが、なかなかそうはいかないですからね。
協力金で生き残れるお店
大型店舗に話を戻すと僕は以前大型居酒屋チェーン店で働いたことがありますが、12月は1千万円以上売り上げるのが当たり前でしたのでこの自粛要請では何度も言いますが焼石に水だと思います。
もちろん無いよりはあったほうがいいですけどね。
僕のお店の状態をお話しするとこの協力金でウハウハという訳ではありません。
小規模店舗ですので黒字に持っていけるのは確かですが、何より怖いのがお正月明けてからの経営です。
はっきり言って今よりコロナが広がってるでしょうし、ただでさえ閑散期に突入するわけですから蓄えが必要になってきます。
その為の資金としてこの協力金を蓄えておかなければなりません。
飲食店を開業してずっと黒字経営でコロナにも負けずに営業し続けるお店というのは特徴があります。
そういったお店を作るにはただ単に料理がうまいだけでは難しいのはご存知ですか?
ここでは深く話せませんが、そのようなことを詳しく知りたい方は無料のメルマガに登録してもらえたらと思います。
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ただたくさん稼ぐ=労働時間が増えますので僕はそういったベクトルではないですけどね。
僕は気楽に働きながら自由に生きるというのがモットーです。
そういった方向に持っていくことも、しっかりと営業して常連さんが定着すれば可能です。
飲食店を経営するなら負けない準備を
飲食店経営は一筋縄ではいきませんが、色々な知識や引き出しを持っておくことで変化に対応できますので、不安が少しあるという方はしっかりと勉強してください。
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それよりも深く知りたい方はメルマガにという感じですが、こういう勉強をせずに開業するのだけは絶対にやめてください。
非常に勿体無いです。
同じ労働でもより多く稼げるでしょうし、無駄な出費や投資をしなくて済むからです。
そういったことを学ぶだけでもコロナのような状態に今後陥ったとしてもなんとか立て直すことができるでしょう。
全てはあなた次第です。
コロナになっても生き残る店舗があれば無くなってしまう店舗があります。
ぜひ生き残る店舗を作っていきましょう!
生き残るお店はシンプルに潰れない理由がある
この生き残る方法は素晴らしい店舗を作ることではありません。
潰れにくい店舗を作ることが何より重要です。
そういった経営の知識が一生続くお店を作る秘訣です。
コロナの時代に入りより一層開業するのが怖くなる方もいると思いますが、不安があるからしっかりと準備ができるはずです。
気合だけでなく、しっかりと入念に練られた経営学を身につけ当たり前に生き残るお店を作りましょう。
そして開業して良かったと思えるお店を作りましょう。
ではあなたの成功を祈っています。
亀山