本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

近所のお店より美味しくてもお客さんが来ない理由。そうこれには理由があるんです。分かるかなぁ~

近所のお店より美味しくてもお客さんが来ない理由

飲食店経営で一番大切なこと

 

 

飲食店経営で最も大事な事の一つとしてお客さんに何度も通ってもらうことが大切な事はご存知でしょうか?

と言ってももすごく当たり前の事なのでもちろん皆さん知ってますよね。

その当たり前の事なんですけどなかなかお客さんに足繁く通ってもらうのは難しく常に新規集客をしなければならないお店も多いと思います。

繁盛店の特徴やお店を長く続けていったり潰れないようにするには常連と言われる何度も足繁く通っていただけるお客様をどれほど抱えているかと言っても良いかも知れません。

実際、僕のお店クチーナカメヤマにも数えきれない程の常連さんに支えられています。

でも最初からそうだったわけでは無く、、、

いや、厳密に言うと最初から少数の通ってくださるお客様に支えられていたのかも知れません。

但し、これはお客さんに来ていただいてからの話。

コロナに負けない飲食店を作る方法

オープン当初がガラガラな理由

まずは、お客さんに来店してもらう仕組みを構築していきましょう

ちょっと僕の話をしてみます。

僕は島根県出身なので京都の調理師専門学校を出たとはいえ、京都に知り合いはほとんどいません。しかも京都に2年ほど住んだ後に神戸で10年ほど住んでますので全くと言って良いほど京都に人脈は無くオープン当初はガラガラの毎日で平日は昼に4、5人、夜は1組、良くて2組の来店が多かったです。

昼に誰もこないって事はほとんど無かったんですけど、夜に関しては月に1、2回坊主の日がありましたね~笑。

そういった状況ですが僕は神戸で27歳の時に中国人のご夫婦と一緒にお店を一からオープンした経験があったのでオープン当初が暇な事は想定内でした。

というのも神戸の時も繁華街の一等地にありながらビルの5階という条件でしたので、外を歩く人は沢山いるけれどお店を見つけて入って来るお客さんはほとんどありませんでした。

釣りで言えば漁場は良いんだけど、他の餌が目立ったりや海流が早すぎて魚に存在を気付いてもらえない。そんな状況です。

僕は経験があったのでそのような状況も全く不安は無かったんですけど、その経験がないと毎日恐怖だったんじゃないかと思います。

飲食店経営って何も知らないと本当に難しいんです。でそこからどうやってお客さんに来てもらえるようになったかというと、、、

それはズバリ宣伝!!です。

兎にも角にもお客さんに自分のお店を知ってもらわなければ来ていただく事は不可能です。

それに宣伝には認知を増やす効果以外に、自分のお店を詳しく知ってもらう事ができるので来店に繋がりやすいんです。

 

こちらに無料で登録できるグルメサイトをまとめました。認知を増やす手助けに使ってください。

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なぜ宣伝をしない店はつぶれやすいのか

時代の影響もあり新規オープンしたからといってお客さんが大量に来店する事は余程の有名店でもない限りあり得ないと思ってください。(特に関西は地域柄そういうとこです。)

待っていたらお客さんはいつか来るなんて事もありません。

いや実際は待っていたらちょっと来ますよ。

でも効果的な宣伝をしたら確実にもっときます。

宣伝をするという事はここにお店がありますよ。
こういうお店ですよ。
という自己紹介をさせてもらうようなこと。
自己紹介もせずにいきなり僕のことを知ってください。
会いに来てください。なんてことは少々無理があります。

 

お客さんが来てくれないことに悩むという事は、なんで会いに来てくれないんですか?僕がここに立っているのに声を何でかけてくれないんですか。

僕の作る料理は美味しいからとりあえず食べてください。みたいなことです。ちょっと図々しいですよね。

飲食店経営者に多いんですけど、宣伝はしたくないというスタンス。これは非常に危険です。

 

本当に料理が美味しいお店でも宣伝をしないために潰れていくケースが多々あります。

ちなみに現代はインスタグラムなどでお客さんが勝手に宣伝してくれたりします。これも一つの宣伝方法だと認識して下さい。もちろんお客さんの口コミも宣伝です。

宣伝というと食べログやホットペッパーなどでお金を大量にかけなくてはいけないなんてことはなく、

お客さんに一人でも多く認知してもらう活動をしているかという事を言っていると思って下さい。Facebookやホームページを作成するのも宣伝の一種です。
こちらに関連記事もあります。

飲食店に〇〇を導入してブランド力を高めよう

もちろんお金をかけた方がより早く認知してもらえれるんですが費用がかなりかかるので費用対効果やそこの持つ客層などを計算して使用して下さい。

ちなみに僕は神戸の時は常にホットペッパー、京都では食べログを2年だけ使いました。

業界大手が常に広告を出す理由

 

それでは突然ですが質問です。

 

今自分の住んでいる近くにどれだけのお店や、どんなジャンルのお店が多いかご存知ですか。

少し考えてみて下さい。

少し考えれました?考えるといくつかお店が思い浮かぶと思います。

次に食べログのアプリを使って周辺の飲食店を検索してみてください。

後でもいいので本当に実際にやってみてくださいね。やらないと大事なことが分かりませんので。

どうですか。

あっ!!そういえばこの店も有ったなぁ。なんてなってないですか?

新しくできたお店や知らなかったお店も発見した方もいらっしゃるかも知れません。
それにアプリで調べる前に真っ先に思い浮かんだお店が有名チェーン店だったりしてませんか?

個人的に行きつけのお店じゃない場合にそのお店のことを思い出しにくかったり、知ってはいるけど行ったことないお店も思い出しにくい筈です。

逆に今度行きたいと思ってるお店や気に入ってるお店は思い出しやすいです。

それには人間の記憶っていうものは、印象に深いものから思い出す。という性質があるので大体の人がそのように思い出すんです。

だからこそ大手チェーン店などは名前が知られてるにも関わらず、人通りや交通量が多い大通りなどの一等地にお店を構えつつ、莫大な広告費をかけて常に宣伝をしています。

では何故、知名度が高い大手チェーン店が広告を出し続けるのかはご存知ですか?

一度お店の存在を知って貰えれば、高い広告費をかけなくても儲かると思いませんか?

テレビなどの広告費はとんでもない価格だというのは皆さんご存知でしょう。

でもその莫大な広告費を出してでも大手チェーン店は宣伝をします。それはお客さんの来店動機が覚えているから来ているという事を知っているんです。

つまりどういうことかというと、
お客さんが来ないのはお店の評判が悪いからではなくて、お店の存在を知らないからや、お店の事を忘れているから来ないんです。

だからこそお店の事を知ってもらう努力をしない店はなんでこんなに美味しくて安いのにお客さんが来ないんだろうとか、

近所のお店よりうちのお店の方が断然良いのになんであちらばかりが流行るんだと悩みます。

一回来てもえれば絶対気に入ってもらえるという自信や、今まで料理しか作って来なかった為に、飲食店の経営には営業活動がとても大事だという事を知らないからです。

 

なぜか美味しくなくても流行るお店

なんとなく分かって来ましたか?

飲食店経営はまずお客さんにお店を知ってもらうことからスタートです。

 

お店のホームページを作る事もお客さんの認知を増やすことの手助けになります。

ホームページはグーペなどの低予算(初期費用とは別にひと月1000円くらい)もありますのであった方が良いかなぁ~なんて思ってる方は導入を検討されるのも良いと思います。

 

自分のお店のホームページは他店との差別化に繋がりますし、発信したい情報を厳選できるので来てもらいたいお客さんに来てもらう事が出来ます

コロナに負けない飲食店を作る方法

 

また文章が苦手な方やお店の魅力を表現するのが苦手な方はお店の魅力を取材してもらいSNS上で発信してもらい自店の価値を高める事も出来ます。

 

大手チェーン店などは心理学的に行ってみたくなるお店のキャッチコピーや宣伝文句などを吟味して使ってます。

そういった技術を身に着ける事で自然と行ってみたくなるお店が出来あがるので、もしホームページを作る場合は行ってみたくなる文章を考えていきましょう。

 

流行るお店は営業が巧い
つまりお客さんの獲得には宣伝や営業活動が大事でそれを続ける事でお客さんの認知が増える訳です。

そうするとお客さんが少しづつ増えていきます。

ここで面白いのがお客さんが入るようになるとお客さんのなかである勘違いがおきます。

それは何かというとこのお店はいつもお客さんがいるから良い店だという勘違いです。

日本人特有かも知れませんがものすごく人の意見に影響を受けるので、行列を見るとつい並んでしまったり、買う気が無かったのについ買ってしまったりがとても多いんです。

そして流行ってるお店にどんどん人が集まって来やすくなり、良いお店なんじゃないかという勘違いが起きるんです。

つまり良いお店だから流行ってるんじゃなく、流行っているから良いお店に見えるんです。

これがかなり大事です
そして流行る為には沢山の人にお店を知ってもらって、忘れられないように営業していく必要性があるという事です。

 

忘れられないようにするためにお財布の中にショップカードを入れてもらうのも効果的です。

例えばカスタムデザイン名刺Whooなど使って個性的な名刺を作る事でお店の事を思い出してもらえる可能性もアップします。

 

簡単にオリジナルなショップカードも作れますので、リピーター獲得やお店の事を思い出してもらいたい方はオリジナルなショップカードを作ってみると良いと思います。

かなり出来が良ければお客さんがインスタグラムにアップしてくれてお店を広範囲に宣伝してくれるなんて可能性もありますよ!

 

そしてインスタグラムの集客方法さえしっかりすれば勝手にお客さんが来てくれるシステムも作れます。集客を助けてくれる会社もあります。インスタ集客最適化システム【follome】

 

ただここで勘違いして、宣伝ばかりすれば良いって訳ではないのでご注意を。

テレビに出たり宣伝の効果で行列ができているお店に行っても実際に食べてみるとイマイチだったなんて経験誰でもあると思います。

そのようなことがあると

“もう二度とそのお客さんは来ないと思ってください。”

 

基本的に飲食店は一回勝負です。最初の来店で悪いイメージを持たれたらもう次は無いと思ってください。

こちらに飲食店経営を有利にする資格やオススメの肩書きをまとめました⬇︎一歩抜きに出たお店を作る秘訣まとめてます

飲食店経営をグッと楽にするオススメの資格や肩書とは

長くなって来たのでこの辺で締めますが、もう一度来店したいようなお店の状態にしてからじゃなく、ただ闇雲に宣伝や営業活動ばかりしてはドツボにハマる可能性がありますのでご注意を。

 

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