飲食店のFacebookやSNSの集客術
飲食店に広告は必要か?
今回はフェイスブックやツイッター、Instagramなどを使った集客について書いてみようと思います。
まずその前に飲食店に広告はいるのか?
と思っている方もいらっしゃると思いますので、軽く説明します。
結論から言うと、あった方がかなり良いです。
お客さんや友達がめちゃめちゃいる人や、立地条件が良く歩いている人だけで満席になるお店は必要度が低いかも知れませんが、無いと有るでは全く違います。
特に路地裏やお客さんの通りが少ないところでは絶対するべきです。
というのも現代のお客さんはお店の情報を事前に調べてから来店するケースが非常に多いです。
その時に広告等でお店の存在や情報を知っている人に来店してもらえる可能性は高いと言っていいでしょう。
広告の効果が出るのは3回目から
これは人間の習性ですけど、1度目の情報はなかなか信用しないけど、3回以上情報を手に入れると信じてしまいやすいという習性です。
だから何回もそのお店の情報を手に入れてると、行ってみようかなと知らず知らずに頭の中で思っているんです。
こんな感じですね。
へーこんなお店あるんだ。から始まって
またこの店見つけちゃった。また今度行ってみたいな~になって
次によし来週行ってみよう!!〇〇ちゃん今度あそこ一緒に行こ!!
といった感じで変化していきます。
ちょっとジャンルは違うんですけど、知らない芸人が出てきて、最初は変なの出てきたな~と思ってるのが何回も見る事でいつのまにか好きになってるみたいな感じです。
ひとはたとえ嫌いな相手でも相手の事を知れば知るほど好きになりやすいんです。
ですからチラシなどの広告は3回目から効果がでると言われてます。
そういうことなので広告をする事は、お店を覚えてもらうために非常に有効なんです。
ちなみに僕の店も食べログを最初の2年は使ってました。
ただ現在は使っておらず、だんだんとお客さんがついてきた頃に固定費を下げるためにも思い切って辞めました。
現在はそういった口コミサイトやホットペッパーを使わなくてもSNSやフェイスブックで集客もできますのでそちらで代用しています。
Facebookのメリット、デメリット
では本題のフェイスブックなどで集客が見込めるかということなんですけど、これは無料だと新たに集客という点ではなかなか難しいかも知れないけど、お客さんにファンになってもらたりするのは有効といった感じです。
というのもお客さん自らそのお店のフェイスブックのページを開くという事は、お店に興味があってアクセスしてる訳なので、フェイスブックが無くても来店してくれてる可能性があるわけです。
もちろんフェイスブックを開いたらすぐに行ってみたくなる要素があれば別ですけど、もしかしたらフェイスブックをやってなくても来店があるかも知れません。
クチーナカメヤマのケースで多いのは来店してくださってから、フェイスブックの存在に気づいてもらいそのまま継続的にアクセスしてもらう感じです。
もちろん、食べログなどの情報サイトにフェイスブックアドレスを載せてますので事前に調べて来店されるケースもありますけど、来店されてから気づかれるケースが多いです。
またこれは土地柄にもよって変わります。
おじいちゃんおばあちゃんが多い地域では、なかなかそう言ったものを見てもらえないのでやっても無駄になるケースもあります。
飲食店にホームページを導入してブランド力を高めよう
次に有料のフェイスブック広告になるんですけど、こちらは有効だと思います。
当店も少しの期間有料の広告をフェイスブックで出しましたが、効果は結構ありました。
数字的なものはなかなかお客さんがフェイスブック広告を見たから来店したよ。と言ってくれない限りわからないですけど、平均して週に2、3組来店してもらえてる様な感じです。
この時フェイスブック見てきたよ!と言って来店してもらえるケースが非常に多かったのを覚えています。
この時のテクニックは一応あるんですけど、これは企業秘密という事で。
なかなか言えないこともあるので。
次にフェイスブックのデメリットとしては名前が実名制という事です。
これによってイイねの重要度が高い訳ですが、その為むやみやたらにイイねボタンを押さないといった人も出てきます。
イイねボタンを押してもらう事で周りの友達に、お店の情報を伝えることが自動的にできるので便利なんですけど、これがなかなか決まった人しかイイねを押さないといった感じになります。
そうなると新しい輪が広がっていくのはなかなか難しいといった感じです。
インスタグラムのメリット
でそういう時はどうしたらいいかと言うと、Instagramを使います。
実名制というデメリットを消してくれるのがInstagramです。
そしてInstagramは写真を綺麗に撮るだけで簡単に投稿できるので、休憩時間の合間などにササッと更新することができま す。
フェイスブックはどうしても文章を書かなければいけないので慣れてないと時間が結構かかります。
ですが文字の情報というのはその人の人間性が出ますので、お店のことを気に入って下さる要因にもなります。
ということで、フェイスブックは固定ファンを作るのに有効で、Instagramは新しいお客さんにお店のことを知ってもらうのに有効といった感じです。
その時の記事にはハッシュタグ#を付けて投稿します。
これでキーワード検索した時にヒットしやすくなりますので、 その記事にあったハッシュタグを付けることで、興味がある人をよび集める事ができます。
またお店を検索してもらった時にgoogle状に出てきやすくなります。
僕のお店はInstagramはやってないんですが、お客さんが勝手に作ってくれまして、たまにお客さんが投稿してくれるといった形で、少しづつお客さんの輪が広がってます。
やってはいけない集客術(お客さんが逃げていく)
こういった感じがSNSを使った集客術といった感じになるんですが、ここでひとつ注意点を言っておきます。
それはやたらと売り込まない事です。
これも例に出したら分かりやすいのでこちらを紹介します。
服屋さんに買い物に行って商品を何度も何度も勧められるとそのお店に行きたくなくなりますよね。
それと同じでフェイスブックでもいつも売り込みをかけているお店のページは嫌気がさして見る気がなくなります。
行ってみたいな、会いに行きたいななんて思う様な情報を発信することが大事です。
例えばお店の仕込み風景を載せてみたり、この前こんな事がありましたや、美味しいパスタの作り方など、
お客さんが記事を読んで面白いと思うような記事を書いて下さい 。
そして定期的に発信してみてください。更新頻度は多くても週3回くらいで十分です。あまりに多いとうんざりがられます。
逆に更新が少なすぎると見てもらえなくなるので定期的に(週1くらいは)更新しましょう
ツイッターを使う場合も集客の呼び込みじゃなくてつぶやきなら良いと思います。
最近はSNSで売り込みをかけるのが当たり前になってきて売り込みに拒否反応を示す方も多くなってきてるようです。飲食店の呼び込みも同じ感じですね。
どちらもお店を知ってもらう為にツールとして使うのは良いと思いますが、それを使って今暇だから来てください!!的な宣伝は逆効果になりますのでご注意下さい。
そんなことをしないとお客さんが来ないと思われてお店の価値が下がりますので。
と言った感じです。上手にSNSを活用してみてください。
飲食店にホームページを導入してブランド力を高めよう
使い方次第で良い方向にも悪い方向にもなるのが情報です。情報をうまく使ってお客さんに喜んでもらいましょう。
今日も仕込み頑張るぞ~終わったら絵描こ~