本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

飲食店を経営していて常連さんが出来なくて困っているを解決する方法。○回来てもらうだけ考えれば勝手に常連さんになります。

常連さんが出来なくて困っているを解決する方法

常連さんが出来なくて困ってる。何度も通ってくれるお客さんがいない。

 

そんな悩みをたまに聞くことがあります。

 

それはあることを意識してないから通ってもらえてない可能性があります。

 

常連さんになりやすい人や○回来てもらうだけで常連さんになりやすいという事を知っていますか?

それを今回詳しく説明します。

3回来てもらう事のメリット

3回お店に来てくれるお客さんは常連になりやすい。
こんな話を知ってますか?

一般的に一度来たお客さんの2回目の来店確率が約3割、3回目の確率が2割と言われています。

 

この2割の3回来店して下さるお客さんが特に大事で、

実はこの3回来店して下さるお客さんの4回目の来店確率が7割というデータがあります。

という事は3回来店してもらえるとその後も何度も通って下さる確率が高く常連さんになりやすい訳です。

 

期間的には三ヶ月以内に3回の来店してもらうと尚良いという事なので、3ヶ月以内に3回来店してもらえるような仕組みを作ると多くのお客さんが常連さんになってくれる可能性が高いです。


その為に必要なこととして常連さんになりやすい人の特徴を教えます。

いくらお店の事を気に入ってもらっても常連さんになりにくい人は存在しているので覚えておくと参考になると思います。

常連さんになりやすい人の特徴

 

まず常連さんになりやすい人は近所に住んでいます。または職場が近所にある場合です。移動時間は徒歩でも自転車でも車でも、5分から10分以内の方が多いです。

僕はコンビニで半年間働いた事があるので分かるんですけど、コンビニは観光地でなければ、ほぼ同じ人が来店します。

近くに住んでいる人、会社が近くにある人、友達の家が近くなど行動エリアの近くにあるコンビニが選ばれています。

 

お客さんは知らないと思いますけど、コンビニは知らず知らずに常連さんの集まりのお店になっているんです

 

ですから、飲食店でも自然と近所に住んでいるお客さんが常連さんになっていきます。

という事は旅行に来ているお客さんを常連さんにするのは難しく、また遠くに住んでいる人も常連さんになりにくいと言えるでしょう。

 

次に味の好みが合うことや、店の雰囲気を気に入ってくれているという事も大事です。

 

当たり前ですけど嫌いな店や舌が合わないお店にはいくら近くに住んでいても行こうとは思いません。

嫌いなお店の特徴として店員さんが偉そうで高圧的だったり、無愛想だったりする事もありますのでそうならない事も大事です。

 

次にお財布事情が合うという事です。

これは結構重要でそのお客さんの予算で無理なく通う事が出来ないと何度も通って頂くことは難しいです。

こればかりはどうしようもありません。

だからこそ新規オープンする時は周りの相場を調べて、よく流行っているお店や、来て頂きたいお客さんが通いそうなお店の単価などをチェックする必要があります。

 

その地域の相場から大きく外れてなければ難なく通ってもらえるはずです。

 

ただしこの時に自分のお店だけ儲ければ良いと考えて、圧倒的な低価格で価格破壊するような値段設定はオススメしません。

周りのお店の迷惑になりますし、他店との値段競争になると最終的に利益が出にくいお店が出来てしまう事もありますので要注意です。

 

次に通ってくださるお客さんになりやすいタイプとして

一人暮らしの男女で30~40才手前が一番外食頻度が高いと言われています。

またお子さんがいないご夫婦も常連さんになりやすいです。

ご家族の来店はお子さんにお店のことを気に入ってもらえると、よく通っていただけるようになります。

小さいお子さんがいらっしゃる家庭はどうしても外食頻度は少ない傾向があります。学生さんも同じです。

お客さんと仲良くなる為に

 

また、お店の主人やスタッフと仲良くなっているなんて事も通って頂く大事な要素ですので、最初はお会計時だけでも少し会話できると良いですね。

 

僕のお店は来店してくださるお客さんのほとんどが近所のお客さんで、よく会話もするんですけど、オープンしたての頃は緊張してお客さんと何も会話をしない事も多かったです。

 

そうするとお客さんとどうしても距離が出来てしまい、怖い印象を与えてしまったりもします。

 

そこで頑張ってお客さんと積極的に会話をするようにすると、距離が縮まってお店の印象も良くなります。

 

お客さんのことを知らないから怖い印象を持って話しにくいのは仕方ないですけど、話してみると大体良い人ばかりで話して良かったってなりますので少し会話をする事は大事です。

 

そうしてお客さんと仲良くなっていくと、お客さんがお店に料理やお酒を飲みに来てくれているということは勿論あるんですけど、それプラス自分たちスタッフに会いに来てくれるようにもなります。

 

そういった関係は素敵なものですので、ちょっとだけでもお客さんと話すと良いと思います。

 

実際僕の店では店員さんと喋るけど他のお店では喋らないなんてお客さんもいらっしゃるので、お客さんと少し話すという事は、他店との差別化にも有効です。

いつもありがとうございます。最近どうですか?などの会話が出来るお客さんが増えるとお店を営業してても楽しいですよ!

この人の為に頑張ろう、美味しいもの作ろうってなります。

次に3回来店して頂く方法としては

3回目の来店で食べられる料理を用意しておく事や、3回で貯まるポイントカードなどを用意しておくなど、3回来てもらう工夫を少し考えるといいと思います。

 

3回の来店があるという事は、お客さんの記憶の中に残りやすくなっている事や、緊張なく来店出来るようになっている事など、

 

初めての来店とは違い何も考えずに来店出来る事もメリットとしてあります。

 

そのメリットが今後の来店回数の増加にも繋がるので、3回通いたくなる仕組みを構築しておくといいです。

その仕組みを作ればお客さんの定着率が増加して常連さんになって頂ける確率も上がります。

ちなみに僕のお店では料理の量とメニューが結構多いので、一度目の来店で気に入ってもらえたら、次はこれを食べてみたいと思って帰って頂けるようにしています。

 

1回の来店だけで満足で終わらずに、もう1回もう2回と行きたいと思ってもらえるようにしている訳です。

簡単にまとめますと

3回来店してもらう事で、その後も継続して通ってもらえるようになりやすいので最低3回は行きたくなるお店を意識して作っていくことが大事です

その仕組みができれば、常連さんが出来なくて困っているなんて悩みは無くなりますよ!

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