本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

アルバイトやスタッフを雇う上で大切な事。この考えを持って雇えば絶対長続きする

アルバイトやスタッフに長期間働いてもらう方法

アルバイトを雇っても長続きしない、仕事を覚えない、やる気が感じられない、そんな不満を抱えてませんか?

 

今回はアルバイトさんを雇う上で大切な要素を紹介します。

僕は京都でイタリアンバルを経営してるんですけでど、そこではアルバイトさんは雇ってません。

 

しかし以前働いていた職場では沢山のアルバイトの方と一緒に働いていたので、アルバイトさんにどうやって働いてもらえたら上手く行くのかを結構勉強してました。

 

僕が働いていたチェーン店は他の店舗と比べてもアルバイト同士の仲が良く、みんな長期間働いてくれるような人たちばかりでした。

もちろん飲食店なので一回だけ働いてもう来なくなるなんて人もいますけど、頑張って働いてくれる人が多かったです。

 

ではなぜアルバイトさんが長く働いてくれたかというとそれには秘密があります。

 

その秘密を知って実行できれば比較的、長く働いてくれる子が育つと思いますので紹介します。

一番大事なマインドを変える事

まず最初にしてもらいたい事は飲食店の接客というものがなんなのかをきちんと説明する事です。

できれば面接の段階で説明するのが1番なんですけど、もう既にアルバイトとして働いてる場合でも説明をした方が良いです。

この時ホールスタッフなのか厨房スタッフなのかで若干変わってきますが、働いてもらう上でどのような仕事をしてもらうかより、どのような気持ちで取り組んでもらうかが大事になってきます。

例えば、野球部の練習があるとします。

新入生として新しい部員が入って来るとして、甲子園を目指そうと思ってる子と、運動不足を解消したいと思って来てる子では同じ練習でも取り組む姿勢が全然違いますよね。

 

その時に監督の仕事としてはこの部活が何を目指すのかをきちんと説明する事になります。

 

甲子園を目指すのなら厳しい練習がある事を伝えてその分、夢を追いかける素晴らしさや、努力する大切さを伝える事になります。

遊び半分でする部活の場合は多分何も説明もなく適当に練習して、そこそこで終わってしまうそんな感じになります。

この時最初のケースは甲子園を目指す子に最適な環境で、次の環境は運動不足を解消する子に最適ですよね。

ここが大事になって来るんですけどあなたの職場がどういう人材を求めているかをしっかりと伝える事が出来てないと、折角アルバイトとして雇ってもそのアルバイトさんの頭で思い描いていた職場とズレが生じてしまう場合があります。

 

そうなってくると、やる気に満ち溢れた子にとっては成長できる職場がありがたいですし、やる気がない人にとっては言われた事だけして時間だけ過ぎる方がありがたい訳です。

やはり人間なので働くのが嫌な職場や求めてるものと違う職場では長く働こうとは思わないですよね。

 

ですからまず最初にお店の方向性とズレが無い人を選ぶ事が大事になって来ます。

 

その見極めはなかなか難しいんですが、僕が思う見極め方のひとつに地方から出て来ている子を選ぶ事は重要だと思います。

 

なぜなら地方から出て来ている子は必然的に1人暮らしになってきます。

そうすると飲食店で働いてお給料をもらう事は生活にとって必要不可欠になる訳です。

また賄いで食事をもらう事も1人暮らしの人にとっては重要な事なので必然的に働く回数が増えます。

 

そして仕事に関しても何も出来ない状態や、やらない状態を作る事はシフトを削られる原因にもなりますので、一生懸命に働く可能性が高いです。

 

実家が近くの人が働かないとは言いませんが、自分の置かれた状況から逃げ出せる環境と逃げ出せない環境では圧倒的に逃げ出せない環境のほうが能力を発揮しやすいです。

 

どんな仕事も丁寧に教えることの重要性

次に接客や調理の仕方を丁寧に教えるということも大事です。

大体分かるでしょ!!といきなり料理を運んでもらうようにしたりする職場があると思うんですが、それは少しアルバイトスタッフの気持ちを考えれてないと言えるでしょう。

 

料理を持っていく事は簡単なようで、実は初めて経験する人にとっては難しい事だったりします。

 

実際僕がホテルのホールスタッフをした時は料理をいきなり運ばせてもらえる事はありませんでした。

まずはお客さんのお水を用意する事から始まり、先輩がどのようにして料理を運ぶかをしっかりと観察します。

 

そしてお客さんに持って行くときは笑顔を作って、お客さんの顔を軽く見て小指をクッションにして音を立てないようにそっと置きます。

といった事を習いました。

 

この研修で僕が良かったな~と思う事は、普段何気なくしてもらう事でもプロはひとつひとつの行動に意味を持ちお客さんに好印象を与えれるように努力している事を学べた事です。

 

そういった事を丁寧に教わるといい加減に料理を出す事はなくなり、どうすればお客さんに少しでも気持ちよく過ごしてもらえるかを考えて働けるようになります。

ですからそういった部分を教育せずにいきなり実践をさせるとなるとどうしても個人差が出やすく、出来る子は良いんですがそういったことを全く分かってない子だと、お水を出す時でもドンっとテーブルに置いてしまうなんてことになります。

人によって当たり前の部分は全く違いますから、そのお店の当たり前を最初にしっかりと教える事が大切です。

 

スタッフのやる気がどんどん出る仕事の教え方

そしてこの時にアルバイトスタッフの感覚が自分中心からお客さん中心になる事が大事です。

お客さんを大事にしてたらクレームなんかは滅多に起こりません。

またこれは経営者側からアルバイトスタッフに対しての対応も同じです。

アルバイトを雇う上でも自分中心ではなく、アルバイトスタッフが働きやすいかどうかが大切になってきます。

 

ですからアルバイトスタッフに物事を教える時にも一度説明したからOKではなく、アルバイトスタッフがしっかりと理解したかどうかが大事になります。

 

これを履き違えると何度言ったら覚えるんだとか、お前はやる気あるのか!!などアルバイトスタッフがドンドンと働きたくなくなる職場が出来上がります。

 

人間は基本的に怒られるとやる気が無くなるので、失敗したときは無視をする事も大事です。

 

この無視というのはいじめ的な無視では無く、出来なかった事を責めない事です。

 

この時に責めてしまうとやはり萎縮してしまい、次に同じことをが失敗したらどうしようとチャレンジする事に抵抗ができます。

ですから怒れば怒るほど逆効果になり、消極的になります。

当たり前ですけど、勝手に仕事をすると怒られると思えばアルバイトが積極的に仕事をする訳ないんです。

 

恐怖の力で押さえつける方法もあるのはあるんですが、そんな事をして育てたスタッフがあなたが困ってる時に助けてくれるとは到底思えません。

ですから、アルバイトに限らず人に仕事を教える時には、親身になって丁寧に教えてあげる事が大切です。

 

またこの時に分かりやすく教えるという事も大事になってきます。

 

自分が理解してるとつい専門用語を使ったりして分かりにくく教えてしまう時もあると思いますが、知らない仕事を初めてする訳ですので、分からなくて当然、失敗して当然な訳です。

その時にややこしく説明されたら当然理解率や成功率は低下しますのでアルバイトスタッフは失敗を繰り返し、自分はできない子なんだと思ってしまい余計にやる気を無くします。

 

最初から上手くできた人なんてほとんどいない訳ですからまず自分がやって見せて、教えてあげて、一緒に成長していくくらいの気持ちがあればアルバイトスタッフもドンドン積極的に働いてくれるよになるはずです。

 

そして出来た事を認めてあげるのも大事です。

頑張った先のご褒美はあった方が当然モチベーションも上がります。

 

上手くいった時は今日の働きは最高だったよと一緒に喜びましょう。

忙しい時ほどまかないを豪華にするなんてことも良い考えです。

実は褒めてはいけないタイミングとは

しかし注意して欲しいのは褒める事はもちろん大事なんですが褒めるタイミングも大事になってくる事を忘れてはいけません。

上手くいった時に皆さん相手を褒めると思いますが、ちょっとそれは微妙なんです。

 

というのも成功を褒めるのは一見良いように見えますが、上手くいく事ばかりを褒めると人間は新しい事に挑戦しなくなります。

 

ちょっと何言ってるか分かんないと思いますけど、

 

どうしてかというと新しい事に挑戦すると初めは失敗が多いですよね。当然失敗が多いので褒めてもらえる事は無いはずです。

 

そうすると挑戦するより上手く行く事で褒めてもらうほうが嬉しく感じるのが人間ですから慣れている作業ばかりをするようになります。

 

そして新たなことを覚えようと挑戦をしなくなります。挑戦しないのでなかなか成長ができません。

これが安易に褒めてはダメだという理由です。

 

ですから褒めるときは結果ばかりでは無く失敗しても挑戦した事を褒める事が大事になってきます。

 

そして挑戦することに抵抗が無くなるとそのまま挑戦を続け、成功率がどんどんと上がっていきます。

その延長で成功が待っている訳ですので、結果よりも挑戦する事を褒める事が大事なんです。

 

また褒める事以上に大事な事が感謝を伝える事です。

ありがとう!助かりました!!なんて言葉が自然に出るようになってると良いですね。

 

この感謝というものは人間関係を作るうえで一番大切な要素ですから積極的にありがとうなどの感謝の言葉を使っていきましょう。

 

という感じでアルバイトスタッフに親身になって接するようになるとお互いに信頼関係が生まれます。

 

そうしたら働く事がきっと楽しくなってるはずですので、長く働くアルバイトスタッフがいうの間にか出来上がってるはずです。

勝手にモチベーションがあがるシステムを作る

またアルバイトスタッフが出来るようになればなるほどお給料をあげてあげる事も大事です。

この時に僕がオススメする方法は売り上げが良い時に働いたら給料が上がるシステムです。

 

1日の売り上げ目標を決めておき、その目標がクリア出来たら給料が少しアップという作戦です。

 

このシステムを導入すると忙しい時に働くメリットがアルバイトスタッフの方にもあるので、本来なら嫌なはずの忙しい日に働いてくれます。

また目標をクリアしたらお給料が少しアップする作戦なので、忙しくない時は経費を抑えられます。

 

そしてなにより大事なのは目標がある事で、アルバイトスタッフが自分で考えて売り上げをあげる努力ができるようになるんです。

 

これこそがビジネスで大事な要素になってきます。

頑張っても頑張らなくても給料が上がらないと分かってしまえば手を抜くのが人間です。

ですが頑張った分だけ見返りがあると分かれば積極的に働くようになります。

 

残業手当なんかそうですよね。

残業代が出ないと分かればパパッと終わらせて早く家に帰りたいと思うのが普通です。

ですが残業代が出ると分かれば、どうにか残業手当をもらおうとすぐに終わる仕事でものんびり時間をかけて残業代をもらおうとしたりします。

しかしこれが定時で帰れば仕事が出来ると認めてもらえて、給料がアップするシステムならどうでしょう。

仕事時間にテキパキと仕事をし残業時間に本来ならやる仕事も時間内に終わってしまうと思いませんか。

 

そのくらいモチベーションをあげて働く事は大事になってくるんです。

 

このシステムを自分の職場にも導入する事で売り上げが上がり、アルバイトスタッフは給料が上がりお互いにwinwinの関係になります。

 

そういった感じでアルバイトスタッフさんが働きたい職場を作る事が、長くお店で働いてもらえる秘訣です。

いかがでしたか?ちょっと違った目線でアルバイトやスタッフの気持ちを考えれました?

 

やはり長く働いてもらったり、優秀な人材に育てるのは経営者の手腕にかかってます。

そこで人間の心理を考えてスタッフと接することも頭に入れておけば、より良い関係が生まれるはずです。

 

良い関係が築けたら例えスタッフがお店をやめても遊びに来てくれるような関係になりますので、スタッフを大事にしていってください。

 

そうすると売り上げもあがりますよ~!!

 

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