ほぼ無料で作れて売上倍増なポップの作り方

今回はお金をかけずに売り上げをアップする方法として効果的なポップの作り方を紹介します。
ポップだけで売上あがるの?
なんて思ってる方もこの記事を読んだ後にはタダみたいな予算で作れるから試しで書いてみようかな?みたいな気持ちになると思いますので楽しんで読んで下さい。
ちなみにこちらの記事では売り上げを上げる考え方を紹介してます。お店の売り上げを上げる考え方。これを身に付ける事が成功への近道
この記事で紹介している売り上げを上げるマインドを持つ事が売り上げを2倍、3倍にあげる方法にもなりますからもし良かったら見て下さい。
飲食店の売り上げを上げるポップの作り方10選!

ポップだけで売り上げが上がる理由とは
ではまずポップの作り方から紹介します。
良くドラッグストアとかにもポップって有りますよね。

こんな感じのものになるんですけど、これを使って売り上げを上げるにはズバリ食べたくなるような商品説明を考える事が重要です。
というのも世の中にある製品は商品の良さがあってもちろん売れてますが、大半が商品の説明によって売り上げを上げています。
というのもいくら良い商品でも使ったり、食べたりしないとその良さは体感できませんよね。
なので購入者は商品の説明や体験者のレビューで商品の良さを判断し購入に至ってるわけです。
大体皆さんそうですよね。
僕もそうです。
何か欲しいなぁ〜と思ったら、色々な商品の説明を読んで1番良さそうなものを購入してます。
例えば美味しい和菓子のポップを作るとして、美味しい和菓子です。というポップと和菓子職人が20数年の歳月をかけてようやく完成した和菓子です。
というポップがあったとしたら、どちらの方が売れるかといったら後者ですよね。
圧倒的に後者の方が売れると思います。
これはなぜかと言うと、後者の方が美味しそうなイメージが沸くからですね。
よく居酒屋さんでも商品名と値段だけ貼ってる場合が有りますが、あれは正直言って勿体無いです。
ひと言商品の説明を加えるだけでもっと注文数が増えます。

焼肉屋さんとかはこの表現を上手く使っていて、この部位は貴重な部位の為入荷次第となっております。とか、すぐ売り切れますのでご注意下さい!
みたいな言葉を商品の説明欄に書いてあるとこが多いです。
たぶん実際そうなんでしょうけど、そう書かれてると早めに注文しないと無くなっちゃうって思いますよね。
こういう心理テクニックを使って商品の説明を考えると注文数が増加します。
ポップを使った色々な表現の仕方
では実際にどういった表現を使えば注文数が増えるのかを説明します。
その1 限定性
まずは先程言った限定性ですね。
限定20食、夏限定。
みたいに商品の数や期間を絞るテクニックです。
商品の数が少ないことや、期間限定の商品は注文率が高くなります。
通販でも今注文したら購入出来ますけど、明日には在庫が無くなってしまってるかも知れません。
みたいなうたい文句につい乗っかって購入する事有りますよね。
あれは後悔したくない気持ちがどうしても勝ってしまうからです。
そして購入してからなんであんな物購入してしまったんだろ。なんて思うことになったりします。
特に不動産屋さんが使うテクニックで部屋を借りるときに絶対こういう風に説明されますね。
今なら空いてます。
まあもちろん明日には物件が取られてしまう場合も有りますので、その可能性は否定出来ないんですけど、冷静な判断をするのが難しいのがこのテクニックを使われた場合です。
その2 制限性
次のテクニックは制限を設けるテクニックです。
お一人様に付き2つまで購入できます。
人気商品の為お一人様1つまでしか購入出来ません。
みたいに商品の購入数や注文数を制限するテクニックですね。
そして制限をかけるくらいだから、きっとすぐに売り切れてしまうだろうや、良い商品に違いないなんて風に思います。
この売り切れてしまうだろうは限定性のテクニックでも有りますね。
こうやって制限をかけるとついひとつ購入しとこうかなみたいになりますので注文数が増えます。
その3 売り切れる前提をアピール
次のテクニックは売り切れる前提で商品を紹介するテクニックです。
これは先程焼肉屋さんの商品説明で紹介したテクニックでもあるんですが、サンプルを紹介します。
●20時には大体売り切れます。
●これ食べれたらラッキーですよ!すぐに無くなりますから。
●貴重な部位の為、すぐ無くなります。
みたいな感じですね。
こうやって書いてあると思わず注文したくなりますよね。
その4 スタッフのオススメ
次のテクニックはスタッフのオススメという言葉をを商品説明に入れるテクニックです。
この言葉は購入者のレビューのような効果が有りますので、商品の信頼度が上がります。
実際お客さんにオススメは何?
なんて聞かれる事も多いと思いますので、もし名札を付ける職場ならそこにオススメのメニューを書いていくと良くオーダーが入ります。
例えば、太郎ちゃんのオススメや花子のオススメみたいな感じです。
その5 商品を食べた後どうなるかを書く
次のテクニックは商品を食べた後にどんな状態になるかを表現するです。
例えば、かっぱえびせんは やめられない止まらない という名キャッチコピーが有りますよね。
そんな感じで料理を食べた後の状態を説明するテクニックです。
例えば
●一度この味を知ってしまうと、もう他には変えられない。
●満足感でお腹も心も一杯です
●なんで今まで注文しなかったんだろう
●SNSに思わず投稿したくなる料理
みたいな感じです。
この体験したあとの状態を表現するテクニックは色々な所で使われていて、色々なキャッチコピーを見てみると参考になりますよ。
カラダを鍛える系やダイエット系なら、
●もう過去には戻りたくない。
●今年の夏はどの海に行こう!
なんて表現が最適ですね。
その6 商品に色んな情報を付けて説明するテクニック
次のテクニックは商品の情報量を増やして説明するテクニックです。
例えば唐揚げなら
●肉汁が溢れ出る唐揚げ
●宮崎地鶏の唐揚げ
●当店ナンバーワン注文率の唐揚げ
●名物俺の唐揚げ
●2度揚げが美味しさの秘密
みたいにして、
よく見る唐揚げコンテスト金賞受賞!!なんかもこのテクニックです。
その7 店主のこだわりを表現するテクニック
次のテクニックは店主のこだわりを商品の説明に入れるテクニックです。
●この料理を食べて貰いたくてお店を開業しました。
●10年の修行はこの料理の為にあったのかも知れない。
●辿り着いた先がこの組み合わせです。
みたいに店主のこだわりを表現する方法ですね。
その8 シーンに合わせた商品説明
次のテクニックはシーンに合わせた商品説明です。
●さっぱりとしてシメにオススメ
●もう一品ちょっこっと食べたい時にオススメのメニュー
●まずはこれから
●すぐ出ます
みたいな感じですね。
誇張してないので使いやすいフレーズだと思います。
その9 分からない料理の商品説明
次のテクニックは普通の商品の説明です。
例えばイタリア料理だと、トリッパやバーニャカウダ、フリット、カチャトーラなどなんの事かよく分からない料理があります。
そういった料理を日本語で説明する事で注文しやすくなります
●トリッパ(イタリア名物、ハチの巣のトマト煮込み)
●バーニャカウダ(野菜のディップ、ニンニクとアンチョビの温かいソース)
●フリット(イタリア風のカリッとした天ぷらです。)
●カチャトーラ(鶏肉のビネガーと唐辛子を少し効かせた猟師風の煮込み料理)
みたいな感じですね。
その10 写真を使う
最後のテクニックは写真を使うテクニックです。
ですので商品説明プラス写真を使うとより効果的です。
注意点は美味しそうな写真を使ってください。それだけです。
写真次第で逆効果になる事もありますので^^;
ポップを貼る時の注意点
次にポップを貼る時の注意点なんですが、まず目立つ所に貼りましょう。
せっかく作っても見えなければ意味ないです。
椅子に座って見て見える所に貼ってください。
次に読みやすいものを作りましょう。
個性的な字は雰囲気が出るのでオススメですけど、読めないのはNGです。
また文字数もある程度短いものにしましょう。
長く書いても読まれません。
最後に貼りすぎないようにしましょう。
あんまりペタペタ貼りすぎは変なお店に見えるのでNGです。
ちなみに僕のお店はポップを貼るようなお店では無いので、メニューブックを工夫してます。
注文が3割り増しするメニューレイアウト術。←メニューブックの作り方
レストランの売れるメニューはネーミングが8割。←ネーミングで売り上げアップ
ですがポップを貼れるならポップの方が注文率は上がります!!
常に見えてる訳ですからね。
簡単におさらいします
売り上げがアップするポップの作り方のおさらい
●その1 限定性を持たせる
●その2 制限をかける
●その3 売り切れる前提で商品をアピールする
●その4 スタッフのオススメとして紹介する
●その5 商品を食べた後どうなるかを表現する
●その6 色々な情報を付けて商品を説明する
●その7 店主のこだわりを表現する
●その8 シーンに合わせた商品説明
●その9 わかりにくい料理の商品説明をする
●その10 写真を使う
以上です。
こういったテクニックを使ってポップを作ると注文数が増えますので是非取り組んで下さい。
またこちらに売り上げが2倍3倍に上がるマインドも紹介してますので良かったら読んで下さい。
お店の売り上げを上げる考え方。これを身に付ける事が成功への近道