本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

料理は科学。科学的に作ることで上手になる。秘密のレベルの上げ方を伝授

個人的に料理人は文系より理系が多いと思います。

料理上手は料理科学を自然に知っている

料理を作ってるとつくづく思うのは料理は科学なんだなぁという事。

料理上手な人は決まってその料理の作り方を詳しく覚えています。
レシピを細かく覚えている訳ではなく、こうやったらこうなるよねなんて事を感覚的に覚えてますね。

例えばお肉を強火で焼いたら硬くなるよね、でもゆっくり弱火で焼いたら、柔らかく仕上がるから、お肉を焼くときは弱火で焼くと美味しいよ!!

的な事を感覚で覚えています。

これを科学的に考えると、お肉に熱が入る温度は、45℃から緩やかに始まり65℃を超えてくるとタンパク質が急激に収縮しだす。またこの66℃からお肉の水分も流出していき肉汁が失われていく。

そのためこの45℃から65℃までの加熱をゆっくりと時間をかけて調理する事で旨味が詰まった肉汁を流出せずに加熱する事が出来る。

だから弱火で調理しようみたいな感じです。

僕も料理を作るときはなんとなく適当に作っても、この科学的な知識を使って基本的な手順を踏んでます。

そしてこの基本的な手順っていうのを無意識のうちにできる人が料理上手な人がします。

という事はこの科学的な勉強をすれば料理は美味しく作れるようになる訳です。

ママンの料理が世界一は嘘

よくイタリア料理ではママンの料理が世界一なんて言いますけど、あれはお国柄でそうなってるわけで、実際は料理人の方が料理上手だったりします。

まあ懐かしい味を美味しく感じるというのはある事なので、(僕もある袋ラーメンが無性に食べたくなる時があります。)

完璧に否定は出来ないですけど、ママンの料理が世界一なら僕たち料理人はママンには一生勝てない訳ですからね。

普通に考えてそんな事はないですよね。
僕たち料理人はママンの100倍以上料理を作ってきて、尚且つより良い料理を日々求めています。

また外食って家庭と違った美味しいものを食べにいく事のような気がしますし。

ちなみに僕のお母さんはあまり料理が上手じゃないと家族から言われてます。(悪口ではないです。作って頂いたことにも感謝しております)

僕はそんなに言うほど悪くないと子供の頃から思ってたので(忙しくて料理に時間がかけれないのもあると思います)同じ家族でも人の味覚はそれぞれなんですよね。

もしかすると僕もママンの料理が世界一補正がかかってるのかも(笑)

まあ目に見えないけど、大切な人が作ってくれたものってそれだけで十分満足出来たりするので、料理に愛情は欠かせない調味料なのかなぁ~?って感じです。

ここら辺は正直よく分からないです^^;

愛情より塩加減の方が僕は気になりますし、アドバイスするならもうちょっと愛情込めてより、もうちょっと塩な訳です。

と余談が出てしまいました。

家庭料理のレベルが上がる理由

そうは言っても現代は家庭の料理レベルも段々と上がってきてるそうです。

これは各家庭を訪問してる訳ではないのでどうして分かるのか、なんて事を思うかも知れませんが、

科学的に人間が美味しいと思う塩加減や糖分、油分が分かってきているため、食品メーカーが出す調味料などを使うだけで美味しいと思う料理が簡単に作れるからです。

人間の味覚を科学で解明しだしたら美味しいと思う料理は簡単そうですもんね~。

ただ食品メーカーが出す調味料と自然に一から作ったものは全く違うので僕はナチュラルに料理上手な人をお応援します。

また横道それましたけど、、、

自宅でも科学的に作る癖を付けよう

結局何が言いたいかというと、料理は科学なので色々と実験して料理を作ると料理上手になるって事です。

僕も新しい料理を考えるときは、大体の予想をたててちょっとづつ違うレシピでいくつもの料理を作ります。

こうする事で、この組み合わせはこういう実験結果になって、この組み合わせはこうなるななんて事を覚えていきます。

この時沢山失敗する事で、このやり方で調理すると想像とは違う出来上がりになるみたいな失敗例を沢山ストック出来ます。

この失敗のストックが大事でこれがあればあるほど、次作るときに思い通りにいかないなんて事を減らせます。

ですので料理は科学と考えて、毎日実験をするように料理を作り、検証してレポートにまとめるなんて事をするとたちまち料理が上手になります。

家で毎日実験をするなんて思ったら料理を作るのがもっと楽しくなるはずです。

失敗は失敗じゃない

また実験には失敗は付きものですから美味しくなかっても、ダメなパターンを勉強したと思って開き直ればいいわけです。

なんでもチャレンジする事が大事ですから。

何をもって失敗なのかは難しい議論ですけど、失敗する事でなんでも上手になっていきます。

(成功するためには失敗が必要な為で、失敗せずに成功はまずあり得ません。そうすると失敗は成功の手助けをしてる意味になり、必ず必要となります。

という事は失敗って失敗じゃないよね。だって失敗の数が多い程成功率が上がるんですからとなる訳です。)

家庭料理を科学的に考える。

面白そうだなと思ったら家でご飯を作る時に、少し実験のように作ってみてください。

僕は絵を描くことも好きで色々とこちらも実験しています。

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