本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

営業時間の決め方のポイントとは。ちょっとした事を知るだけで売上上がります。

自分のお店の営業時間の決め方

出店場所で変わる営業時間

今回は個人で開業される場合の営業時間についてかいてみようと思います。

お店を出店すると考えた時に決めなければならないひとつが営業時間になります。

この営業時間の設定は基本的に自由なので好きに決めればいいんですが、この時間はどういう出店場所に出すかでかなり変わってきます。

例えば、繁華街になるとお昼間から深夜にかけて長い時間人で溢れていますが、住宅街では、お昼間の行動が増えて夜は自宅で過ごす方が多くなります。逆にモーニングの需要があったりもするのが住宅街の特徴です。

また観光地は朝早くから夕方5時くらいまでの営業時間が多い傾向があります。

この営業時間は場所や人の流れで変えていくのがベストですから、もし自分はこういう時間で働きたいという願望があるなら、その時間帯に人が動く町や場所を選ぶ事をお勧めします。

営業時間を決めるときは現地調査が一番大事

営業時間の設定は現地調査が1番大事になってきます。

僕のお店も実際に現地調査を開店前に行ったところ、頭の中とは違う結果が待っていました。

頭の中では、昼間と同じように人が夜も動いているイメージでしたけど、実際は夜の飲食需要は周辺のお店をめぐってもあまり無い事が判明しました。

僕のお店はイタリアンバルなので駅から少し遠いということもネックになっていたようです。

やはりお酒の需要が多いのは駅の近くが1番です。

もともとランチタイムの営業もする予定でしたが、この結果を受けてランチタイムで夜の営業内容はイタリアンバルで色んな料理が食べられる事など、夜のお店のイメージを伝えていく事を考えました。

この時現地調査をせずにイタリアンバルだからと夜の営業一本に絞っていたら、かなり経営は難しかったと思います。

余裕をもって開店と閉店をしよう

またこの営業時間で大事になってくるのは、人が動き出す少し前に開店するということです。

人が一斉に動く時間というものが(ピークタイム)あるんですんが、この時間にオープンしてしまうとお客さんが一斉に来店してしまう可能性があり、バタバタしてしまうので少し余裕を持ってオープンすると良いです。

ランチタイムなら12時から忙しくなるので11時過ぎくらいからオープンといった感じです。お客さんの中には空いている時間が好きな方がいらっしゃいますので少し早めにオープンすると喜ばれます。

次に閉店時間になるんですが、これは近所のお店の閉店時間を参考にするとすぐに分かります。

近所のお店というのは、経営していく上でこの時間からお客さんが途切れてしまうからクローズにするといった感じで閉店時間を決めているお店が多いので、そこで大体分かります。

この時に自分のお店だけは夜遅くまで営業したいと思う方は閉店時間を最終来店時間の2時間後に設定すると良いです。

これはどういうことかというと、

例えば夜の10時まではお客さんの流れがあるから10時半ラストオーダーで11時にお店を閉めようと考えても、なかなか夜の10時にお客さんは来てくれません。

何故ならお客さんは入ってすぐに帰らないといけないお店に行きたくないからです。

ですから夜の10時にお客さんに入って貰いたいなら、夜の12時まで営業する必要があります。

これならお客さんは10時に来店してもまだラストオーダーまで時間があるので気持ち的にゆっくりと過ごせる事ができます。

この時間のゆとりがある事で夜の10時に来店しようかなと思うので、お客さんに来て貰いたい時間の2時間後に閉店時間を設定する事をお勧めします。

休日の決め方

次に休日の設定です。

個人飲食店の場合休日は1週間に一度は作った方がいいと思います。

なかなか経営が厳しくて大変という理由から休めないというのもあるとは思うんですけど、休みが無いとどうしても毎日同じことの繰り返しで飽きてきやすいですし、疲れも知らず知らずに溜まってきます。

チェーン店などは年中無休のように働いたりするんですが、個人店はしっかりと定休日を決めて営業される方がお店が長く続くと思います。

やはり最終的に自分の体を壊してしまうとどうしようもなくなって来ますので、体調管理も含めてしっかりと休むことも大事です。

またこの定休日は近所のお店と被らないことも大事になってきます。

案外同じ曜日にどこの飲食店も休業するというのは結構ある事なので、出来るだけ被らないようにするとお客さんに喜ばれます。

僕のお店も定休日を火曜日にしてましたが、近所のお店がほとんど火曜日に休むので変えてくれたら嬉しいわという意見をたくさん頂いて、月曜日に変更しました。

このようにお客さんの意見をしっかり聞くのが営業時間や休日の設定では大事になってきますので、最初に決めたからと継続するのではなくお客さんの意見も大事にして下さい。

個人店なので一度不定休で試験的に営業してみてその後定休日の設定などしても問題ないとおもいます。

僕のお店も何回も営業時間の変更をしています。
ここにその内容も書いてます。100回通えるお店を作る方法

休日は好きなことをしてお店のことを忘れる時間を作る事も大事です。

飲食店にホームページを導入してブランド力を高めよう

こういった感じが営業時間の決め方のポイントになります。

結局来て貰いたいお客さんが動く時間に営業しているという事が大事ですね。

結構当たり前の話になって来ましたけど、参考になればいいです。

またこのブログでも小規模飲食店の経営の話を載せてますので、良かったら他の記事も見てください。

現在10年以上続く飲食店を作る3つの秘訣をプレゼント中!

↓登録はこちらからどうぞ↓

 

こちらをクリックで登録ページに進みます

*iCloudなどをのアドレスはメールが届かない場合があります。
各自のメールシステムで受信設定をしておいてください。