本出版

2021年秋に全国の書店、アマゾンで繁盛する小飲食店のつくり方が発売されました。

アマゾンランキング2位にまであがり、Yahooニュースにも取り上げて頂き、評価も4以上の高評価を頂いています。多数のDMも頂き、この本を書いてくれてありがとうございます。飲食店経営や人生の生き方のバイブルしますとのお言葉も頂き感無量です。🙇🏻‍♂️

飲食店のオーナーが知らないと苦労する1番大事なこととは

オーナーに求められる要素

●将来お店を持ちたい

●現在お店を経営してるが上手くいかない

そんな方がこの記事を読むと飲食店のオーナーとして1番大事なことに気付けます。

お店を経営するには料理だったり、サービスだったり、建物だったり立地だったりと重要なものが沢山有りますが、この1番大事な部分をきちんと意識しないと絶対に上手くいきません。

飲食店のオーナーが知らないと苦労する経営で1番大事な事とは

最初に結論を言ってしまいますが、1番大事な事!

それは儲ける事です!

 

きちんと利益を上げるような仕組みを作ることがオーナーに求められる最重要課題です!!

当たり前の事ですが、これが本当に大事になってきます!

 

ですので利益を上げていきましょう!

利益を上げることこそが企業の最重要活動です。

 

この思考から抜け出すことが重要
上手くいってない飲食店のオーナーに良くある傾向は儲けることを悪と捉える思考です。

 

この思考がある限り絶対にお金の部分で苦労します。

そして最悪、、、、。

 

もちろんここで言ってるのはボッタクリをしろと言ってるわけではなく、きちんとした労働に対しきちんとした対価を要求しましょうという事です。

サービス業なのでお客さんに満足してもらう事は大事ですが、金額までサービス過剰になってしまうと経営が困難になってしまうのは明らかです。

 

そして企業が利益を沢山上げるという事はそれだけお客さんに必要とされたという証拠です。

ということは利益が多い企業ほど、お客さんにとっても満足度が高い企業と言えるでしょう。

オーナーに求められる思考

オーナーというのは特別な存在です。

何故ならオーナーは雇われているのではなく、自らお店を作ってる存在だからです。

 

またオーナーになれば従業員を雇うこともできます。

これが従業員とオーナーの明確な違いです。

 

そして従業員を雇う場合は当たり前ですがお給料を用意しないといけません。

そんな存在のオーナーが儲ける事に罪悪感を持っていれば、自分の給料も上がる事なく、従業員の給料も上がる事はありません。

 

お客さんに喜んでもらう事は素晴らしい事ですが、自分や家族、従業員を犠牲にしていてはいずれ無理が生じてしまいます。

自分の為だけでなく全体の為
ですので従業員や家族の為にも、しっかりと利益が出るような仕組みが必要ですし、儲かることを喜んで下さい!!

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儲ける事を疎かにすると

儲ける事に罪悪感を持ってる人の思考は、こんなにお金をもらって申し訳ないと思ってしまう癖があります。

何を隠そう僕自身もそういう思考を持っていたので、だいぶ苦労しました。

 

お店を開くときに良いものを安く提供すれば上手く行くだろう!!と思っていたからですね。

ですので、ランチは700円から提供してましたし、生ビールに至っては380円で提供してました。

 

そしてお会計になると

えっこんなに安いの??
間違えてない!?大丈夫??

 

なんて言われる事も多々ありました。

僕は当時は生活が出来れば問題ないなんて思ってましたし、お客さんが喜んでくれれば十分だなんて思ってました。

ですがそれはある意味間違いでしたね。(オープン初期の戦略としては良かったと思いますが)

 

何故間違いかというと、お客さんが潤っても自分たちが潤わないから不満が出てしまうからですね。

そうなってくると段々と虚しくなってくるものです。

 

そして利益が上がらないから毎日朝から晩まで働きづくしになっていき、仕事に対してのモチベーションも上がらなくなってきます。

こうなると負のスパイラルに入るので、良い仕事が出来なくなり、お客さんの満足度も下がってしまい、利益も伸び悩みという感じで良い事無しです。

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儲ける事の罪悪感から抜け出す為には

あなたはお客さんが沢山お金を使ってくれたらどう思いますか?

●こんなに使ってもらって申し訳ないと思いますか?
●ありがとう感謝です!!と思いますか?

 

もちろんオーナーになる人が持つべき思考は後者の方になるんですが、儲ける事に罪悪感を持っていると想定の客単価の2倍、3倍も頂く時は申し訳ないと思ってしまうものです。

当時は僕も15000円以上使ってもらう事に、感謝と申し訳なさがありました。

 

もちろん注文したものの合計がお会計ですので当たり前ですが、僕の料理でこんなに使ってもらって良いの?

なんて思ってました。

 

このブロックを外そう!!
そういった感じでお金をたくさん頂ける事に結構抵抗があったんですけど、きちんとした対価を頂くことに抵抗があっては利益を追求することはできません。

では、ここでお金をもらう事の罪悪感のブロックを外す方法を紹介します。

 

それはお金だと思う事です!!

 

沢山のお金を払ってくださるお客様は愛を沢山くれるお客様です。

ですのでお金を沢山払いてくてしょうがない人なんです。

 

例えるならゲームの課金やアイドルやキャバクラで好きな子に沢山お金を使うのと同じです。

好きだから応援したくてお金を使ってくれてるんです。

 

そう思うとどうですか?

儲ける事に罪悪感を感じなくなりませんか?

 

僕はこの考え方が出来るようになってかなり楽になりました^^

お金と思うと、なんだか申し訳ないと思ってしまうところも愛を沢山くれてると思えばスッと頂けます。

そしてより愛してくれるように商品の価値も上げて値段も上げていくことが良いことなんだと気づけました。

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利益を追求する注意点

但し、注意点もあります。

 

いくらお金が愛情だからと言っても高額になり過ぎると注文数が減り、逆に客単価が減る場合もありますし、来店頻度が減少する場合もあります。

そうなってくると本末転倒で、全体の利益が下がりますので注意して下さい。

 

もし値上げして利益が下がるようでしたら、それはお客さんの満足度が低下しています。

大事なのは満足度が高いままでキープ出来る値段設定です。

 

それにはクオリティも大事ですがお客さんにお店のことを気に入ってもらってるかどうかも大事です。(ここの部分はサービス精神があるかや、お客さんのファン化が出来てるかどうかが大事になってきます)

 

物の価値は残念ながら値段で決まります。高額な商品は高額だからこそ価値があります。

ですから良い商品を安く提供すると本来の価値を感じてもらえにくくなります。

 

具体的にいうと本来5千円頂きたいコースを3千円で提供するとそのコースは3千円の価値になってしまうようなものです。

もちろんどこでもあるようなありふれて商品は安い方が良心的なお店と認識されますが、お店の強みである商品まで値下げして価値までも下げる必要はありません。
(まき餌のように使うならOK

 

例え同じ商品だとしても高級ホテルのコーラが1000円しても問題ないように、そのお店のランクにあった金額のお客さんが来店してくれます。

ですので基本的にどんな値段でもそれ相応のお客さんが来るので問題ないんですが、来てもらいたいお客さんの使える金額と期待値を把握してないと全体の利益は伸びません。

 

大事なのは満足度が高く、無理なく払える範囲できちんとしたお金を頂く事です。

利益を上げる事こそがオーナーに求められる1番重要な課題です。

その利益を効率よく上げるツールがサービス精神だったり、料理技術だったり、接客技術だったり商品構成だったりしますので、そこを勘違いなされないように。

 

もちろん利益最大化達成には低価格路線が1番適していると思えばそれもアリです。

どんなお店でも利益さえ上がれば長くお店を続けていけますので、その仕組みづくりを頑張りましょう。

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僕はそういった事は嫌いな人間なので!

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