僕の絵にはパワーがある
こんにちは料理画家として京都の一乗寺・北白川でイタリアンバル・クチーナカメヤマを経営している亀山です。
今回のブログは僕の絵になぜパワーがあるのかについて書こうと思います。
僕の絵は見る人によって、見えない力を感じると言われるんですね。
それをご紹介していきます。
まず結論からお伝えすると
絵画に魂が宿るからです。
では詳しく紹介していきますね。
今回の構成は
●絵を描くきっかけ
●お店に絵を飾る前の不思議な出来事
●見えない力が宿る僕の絵画
●画力向上以上に大切なこと
●絵を所有することで起こる変化
●今後の展開
という構成でブログを書いていきます。
絵を描くきっかけ
ではまず絵を描くきっかけですね。
これは小さい頃から料理と同じように絵が好きだったからですね。
ほんとに単純にこんな理由で絵を描いています。
とは言っても絵を描いていた時期は小学生、中学生、高校生の美術の時間や授業中の落書きくらいなもので、特別家で毎日毎日描いていたわけではないです。
ですが、絵の成績はずば抜けて良かったですね。これは自慢です。笑
ほとんど5段階評価の5や10段階評価なら8、9、10のどれかでした。
学校の絵画コンクールにも毎回出店させてもらっていて美術部よりいい成績だったりします。
当時は島根県大原郡という地域に住んでいましたが、群の選考では上位になり県の選考に出展してもらっていた記憶があります。
という感じで、絵の才能は生まれながらにして持っていましたね。
ですがその当時はまだ好きな趣味の一つといった感じで、絵で稼ごうとか絵で食べていこうなんて気もさらさらなかったです。
小さいながらに絵で食べていくのは至難の業だと思っていました。
そんな感じだったので二十歳ぐらいの時に油絵を描いたのを最後に10年くらいは料理の世界にどっぷり浸かっていました。
お店に絵を飾る前の不思議な出来事
次にクチーナカメヤマを開業してから3年くらい経ってからの出来事です。
お店も起動に乗って休みを増やすことにも成功してある程度のんびりできるようになったくらいですね。
僕のお店は京都造形芸術大学のすぐ近くにあるんですが、そこの卒業制作を見にいく機会がありました。
これは通ってくれていたお客様が卒業制作を出店されるということで足を運んだんですが、そこで作品を見るたびにこれなら僕のほうがいい作品を作れるんじゃないか?と言う傲慢な驕りにより自分のお店に絵を飾ることを決意しました。
20歳くらいの時に思い描いていたお店像では自分のお店ができたら自分の絵を飾る!と
意気込んでいましたが、近くに芸術大学があるというプレッシャーで自分の絵画を飾るのを躊躇していましたからね。
ですが先程書いたように、卒業制作を見て絵画を飾っても問題ないと思ったんですね。笑
そしてイタリア・ヴェネチアのリアルト橋の絵画を描き出します。
イタリアンバルでもあるので、それに似合う絵を描こうと思ったと、以前訪れたことがあるヴェネチアの雰囲気をお店にも再現したかったからですね。
絵の具は20歳くらいの時に購入したヴィンセント ヴァン ゴッホ油絵初心者セットを使い描きました。
布キャンパスを使い30号の大きい絵画に挑戦です。
お店の合間にちょこちょこ仕上げていたので、完成するまでにトータル10ヶ月くらいかかったと思います。
油絵の特性として描いた後にすぐに描くことはできません。
絵の具が乾燥する時間として4日〜1週間くらいの間が必要ですので、すごくゆっくり仕上がっていきます。
という感じで前置きが長くなりましたが、ここで不思議な出来事が起こります。
それはある有名なお坊さんがお店に来店された時に起こった出来事です。
その有名なお坊さんとその界隈では知るひとぞ知る超有名人でありまして、大変徳が高いお坊さんでございます。
NHKでも特集が組まれるくらいの方なんですが、そのお坊さん御一行様がひょんな繋がりからご来店してくださいました。
その当時は僕のお店の壁紙にはゴッホのポスターだとか、オリーブオイルのポスターだとかコロシアムの飾りなどが飾ってありました。
それを見た御一行様のお一人が僕に
このお店にあなたの絵でも飾ったらどう?
と一言伝えてくださったんです。
僕はとても驚きました。
絵を描いているなんて一言も言ってないし、まだ絵も一枚もお店には飾ってありません。
そんな中で僕に絵を飾ると良いよ!
という助言。
あーもしかしたらこれは神様の声なのかなと僕はその言葉を大変ありがたく頂戴しました。
というのもヴェネチアの絵画も途中で筆が止まっていたからですね。
なんだかんだ言って自分の絵を飾ることにまだ抵抗があったと思います。
馬鹿にされたら嫌だな〜とかこんなレベルで絵を飾るのなんて言葉を言われたらどうしようと心の中では恐怖心で一杯でした。
その出来事の後からは神様からの助言と信じて急ピッチで絵画を仕上げていきます。
そして絵画を飾るとものすごくお客様に褒めてもらえるわ、喜んでいただけるわでとても興奮したのを覚えています。
あ〜〜〜頑張って絵画を描いて良かったととても嬉しかったです。
見えないチカラが宿る僕の絵画
次に見えないチカラが宿る僕の絵画
というちょっとオカルト的な話を書いていきます。
京都で飲食店を経営していると面白いもので霊感や不思議な能力を持ったお客様にたまに遭遇します。
今回ご紹介するその方は神社の住職様なんですが、不思議なチカラを使って人生相談的なアドバイスができる方です。
簡単にいうと霊能力が少しあり、未来や過去が見える系の人です。
確か臨死体験をしてから能力が使えるようになったと聞いたと思います。
僕は自分の人生に迷いはなかったので見てもらうことはなかったんですが、数々の予知的能力を駆使して今まで生きてこられたような方ですね。
そんな方がご来店くださった時に僕の絵画を見て、
これご主人が描いたの?
すごいパワーを感じるわ。綺麗な心だね。
絵も上手いんだけど、それ以上にパワーを感じる。
もっと絵を描いていくと良いよ。
と声をかけてくださいました。
僕はそんなことあるのかな〜と半信半疑だったんですが、お坊さんの件もあるのでもしかしたらそういうチカラが宿ってるかもしれないなと思っています。
実際絵画を何枚も描くうちにお客様からは店主が絵を描いてるイタリアンバルとして認識されるようになっていますし、非常に喜んで頂けているので、そういった目に見えない力が作用しているかも知れませんね。
筆を使い紙に神を宿す
絵描きとはそんな存在だと僕も思っているので、飾るだけでパワースポットになるような絵画をこれからも描いていきます。
画力以上に大切なこと
次は絵画に必要な画力以上に大切なことについて描いていきます。
●上手い絵
●技術がすごい絵
●独特の絵
絵画を一つ取っても上手下手もありますし。油絵なのか水彩画なのかデジタルなのか、技法も色々と種類がありますよね。
そんな色々ある絵画で一番大切なことはなんだと思いますか?
少し考えてみてください。
心に響くのかどうか。
僕はコレが一番大事なことだと思ってます。
先程お伝えしたように紙に神を宿す。
これが画家であり芸術家だと思っています。
絵画に自分の魂を削り、作品に落とし込む。
そしてその魂に神が宿り、人々を魅了する作品が完成する。
こういう話は目に見えない世界の話でちょっとオカルトチックなんですが、音楽でも料理でもこの人が作り出すものに心が動かされるという体験は誰でもあると思います。
なぜか同じ材料を使っているのに同じ味を再現できない。
同じピアノで同じ楽譜を弾いてるはずなのに心に響くのはこの人の演奏。
多分経験ありますよね。
そういった目に見えない感覚的な部分が、芸術の魅力でもあり、また不思議なチカラでもあると思います。
料理を極めた、とあるシェフは言いました。
料理とは人間性だ。
どんなに食材に拘ろうと調理法に拘ろうと人間性が伴ってない料理は、あまり価値のないものだ。
イタリア料理で一番の料理といえばママの作る手料理です。
食材にこだわりがなくても調理が下手でも愛のこもった料理には敵わない。
そういった人間性の部分が何よりも芸術家にとって大事な要素のような気がします。
そしてその心を持つものが技術を持てば人々を魅了する作品を作ることができる。
そんな絵画をこれからも作っていきたいと思ってます。
絵を所有することで起こる変化
次は絵を所有することで起こる変化について書いていきます。
もともと西洋絵画というものは王様がお抱えの画家に自分の作品を作ってもらうような文化がありました。
宗教画を描いてほしいと頼めば画家が宗教画を描くみたいな流れですね。
ですので現代のように自分の描きたいものを描くという時代では無かったんですね。
そういった時代を経て、ゴッホやモネに代表される印象派が登場し、身近な風景や農民の暮らしを描くような画家が誕生していきます。
ここでは何が言いたいかというと絵画は見る時代があり、その後に個人が所有する時代になっていったという流れです。
昔は工房があり、作品依頼に合うような作品を納めていた時代ですからね。
それもお金持ちにしかできない特権のような時代です。
パトロンがいることで画家は生計が成り立っていました。
では現代ではどうでしょう?
海外では絵画を飾る文化が根付いているので日本と比べると比較的簡単に絵画は売れていきます。
日本ではなかなか絵画を購入する人が少ないのが現状です。
また日本人はブランド嗜好という傾向があるので、人が認めた作品を求めるような国民性です。
つまり有名画家になればどんな値段でも買うけど、その人が無名の時にはなかなか手を伸ばさない。といった感じです。
衣食住全て揃った上での絵画ですので、なかなか生活に余裕がないと購入しようとも思いませんしね。
ですが、日本は世界でもずば抜けた芸術国家です。
なぜそんなことを言えるかというと、世界中の名画が日本に集まってきているからですね。
ゴッホ展やルノワール展、モネ展にムンク展など様々な芸術家の展覧会が日本では行われています。
芸術には興味があるけど絵画を所有する人が少ないのが日本の現状です。
また日本の部屋が狭い問題もあると言われていますが、これは事実ではないですね。
もちろん日本の家は狭いんですが、イギリスも似たような広さなんですが、しっかりと部屋を彩るように絵画を飾っています。
ですのでどちらかというと絵を飾る文化が育ってない。
これが大きな原因だと思います。
では絵画を飾るとどういう変化が起こるでしょうか?
これは僕個人の意見ですが絵画とは心の栄養だと思っています。
衣食住が生活を満たすものだとしたら、音楽や絵画などの芸術は心を満たすもの。
心の栄養剤これこそが絵画の持つパワーではないでしょうか。
実際人間は目に映る情報によって感情を左右されてしまいます。
例えば残虐な事件の映像を見て心が豊かになるでしょうか?
すごく悲しい気持ちや、やるせない気持ち、怒りの感情が浮かび上がると思います。
では自然豊かな環境に行き、リラックスして心が安らぐような音楽を聴く
どうでしょう?
心の栄養がどんどん溜まっていく気がしませんか?
この目にするもの、耳で聞くものをある程度コントロールするようにすれば生きにくい現代社会も心豊かに生きることができます。
そして疲れた心を癒す絵画を飾ることができれば、さらに心は豊かになると思いませんか?
これこそが絵画を飾る最大のメリットなんです。
目にうつる景色を心豊かにするものにする。
そして心が安らぐ空間を作り出す
今後の展開
では最後に今後の展開をご紹介します。
僕の夢は日本中が個人飲食店で賑わう未来を作ることです。
そしてそのお店に絵画を飾ってもらいパワースポットのような存在のお店を増やしていく。
そうすれば特に美味しくもない料理にお金を払う人も減るだろうし、街全体が活気付くと思います。
料理と絵画を通して心と胃袋を満たしていく。
そんなお店が増えるお手伝いをしていく。
それが今の僕の夢であり、やろうとしていることです。
まだまだ時間はかかりそうですが、ますは潰れないお店を作って頂いて、その後にお客様が元気になるようなお店に進化してもらう。
そして最終的には絵画で溢れたお店が増えていけば嬉しいです。
ということで今回は僕の絵にはパワーがあるというテーマでブログを書きました。
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あなたのお店を潰れないお店にする方法をお伝えしています。