個人飲食店コロナ給付金の使い道
こんにちは亀山です。
今回のブログは個人飲食店のコロナ給付金の使い道について書いていこうと思います。
結論をまず紹介すると、できるだけ経費に落としてあとは税金として納める。
という形になると思いますが、今回はクチーナカメヤマでは何に使ったかを紹介します。
今回の記事は給付金を年末までに経費に落としておくと良いので、まだ経費に全然使ってないという方や今年は儲かったので税金対策をという方の参考になると思います。
2021年はコロナの年
2021年は新型コロナウイルスが全国的に猛威を振るいましたね。
そして東京・大阪・兵庫・福岡・神奈川・千葉・北海道・京都などなどいろいろな場所で営業時間の短縮や、お酒類の提供を制限しての営業を要請されました。
と言っても、ただ時短営業をしろとかではなく、給付金がきちんと出てました。
で今回は僕のお店での給付金の使い道を紹介します。
まず前提として週一度の定休日を設けている飲食店は全ての要請に従ってると仮定して、1000万円近くの給付金を手にすることになります。
これは京都市の話ですので、東京になるとこれが1500万ともいわれていますね。
そしてこの給付金は消費税の対象ではないので、売り上げが10000万超えたからといって消費税を納める必要もありません。
純粋に飲食店の売り上げが1000万超えてない場合は消費税を払わなくてよいです。
基本的に給付金は家賃や従業員の給料に当ててできるだけ営業してもらわなくする方針ですので、本来なら過剰にもらうということはあり得ないんですが、今回はどんな規模の大きさでもほぼ一律で給付金が出ているので給付金が足りない店舗と給付金が多すぎる店舗ができてしまいました。
当店も過剰に頂いている店舗の一つです。
実際問題として給付金がないとしても時短営業が無ければ、なんとか乗り切れたと思います。
当時はウーバーイーツなどのデリバリー需要も多かったので、少し業態を変えて営業すればなんとかという感じですけどね。
結局3ヶ月程休業しました。
コロナ給付金の使い道
話を戻しまして、では給付金の使い道です。
まずお店の維持費に300万円ほど使ってると思います。
これは時短営業による売り上げの低下と緊急事態宣言時と蔓延防止据え置き措置の時に営業を休止したからですね。
ローンの返済
次に残っていたローンの返済に使いました。
飲食店を開業する時に800万円プラス利子で900万円を借りていたんですが、その残っていたローンに使いました。
金額としては230万円程度ですね。10年ローンが7年で完済になったので助かりました。
椅子の交換
次に椅子を新調しています。
椅子はオープンから使用しているので経年劣化でボロボロになっていました。
その費用が約40万円ですね。
ちなみに今回はADAL(アダル)さんというメーカーから購入させていただいたんですが、非常に品質の良い椅子を販売されているので、ご購入を検討されてる方におすすめです。
接客も親身になって下さり、次も椅子を買う時はここにしようかなぁと思っています。
特に木製の椅子はコロナの影響で今後値上がりすると言われています。
木材を使う家なども高騰していますので、ご注意ください。
5年でボロボロだったのでカバーを付けて使ってました。
カバーを付ければ綺麗な椅子に
新品は耐久性も良いものに交換
厨房機器の交換
次に台下冷蔵庫とオーブン付き4つ口ガスコンロ、大型冷蔵庫を購入しました。
購入費用は130万くらいですね。(設置費用、回収費用を含む)
これはなぜ購入したかというと、オープンの時に中古品を買っているからですね。
オープン時は開業費用を少なくするためにほぼ中古の厨房機器を購入しました。
ちなみに中古品の価格は台下冷蔵庫、製氷機、ドリンクなどを入れるガラスの台下冷蔵庫、フライヤー、4つ口オーブン付きガスコンロ、大型冷蔵庫、ストッカー、シンク3台、作業台3台で100万ちょっとだったので中古品はめちゃめちゃ安いです。
ですが中古品なので劣化が早いですね。
前の使用した人がどんな使用方法をしているのかも分かりませんし。安いけど注意が必要です。
そして今回の台下冷蔵庫とガスコンロ、大型冷蔵庫で全てお店の厨房機器は新品になります。
お金に余裕がある時にちょこちょこ新品に買い替えしていたのでこれで全てが新品ですね。
冷蔵庫などは大体15年以上で寿命が来ると言われています。
僕のお店が開業して今8年目なので中古品の使用期間を考えるとそのくらいに到達するのかなと考えて買い替えています。
また大型冷蔵庫などは消費電力も数年前とは比べ物にならないくらい省エネになっています。
ですので長い目で見ると購入した方が安上がりの場合もあるので検討する価値はありますよ。
以前の冷蔵庫が500ワットだったのが今回は300ワットなので段違いです。
但し、30万円を超える買い物は減価償却になりますので一括で経費に落とすことはできません。
資産になるので数年ごとに経費で償却ですね。
詳しくはこちらをどうぞ
個人事業主の裏技税金対策
パソコン
次に大きな買い物としてはパソコンの購入ですね。
この買い物が15万円くらいです。
自分で確定申告などをされる方はパソコンを経費で買えますので、こちらも検討されると良いと思います。
今回の記事はMacBook Airで書いていますが、非常に使いやすいのでお勧めです。
MacBookの注意点としては会計王などの確定申告用ソフトが使えない場合があるので気を付けてください。
使えるソフトと使えないソフトがありますね。
会計fleeは使えるはずです。
またMacBookは複数種類がありますが、基本的にはMacBook Airで十分すぎるほど高性能です。
ちなみにMacBook Proはほとんどの人が使えこなせないほどの超高性能です。
先程の冷蔵庫もそうですが、現在半導体不足になりつつありますので、今後パソコン関係や冷蔵庫、給湯器、エアコンなどが手に入りにくい状況が予測されます。
そういった必需品が壊れてから手に入る期間が長ければ死活問題ですのでお気を付けを。
個人的にはすぐに購入できない状況も考えられますので早めの行動をお勧めします。
また価格も高騰していく流れが来ていると思います。
木材と半導体を使った製品などを今度購入予定の方はチェックした方がいいですね。
内装費用として額縁を購入
他に設備投資で使用したものとしては絵画の額縁の購入ですね。
僕は絵を描いてお店で販売しているんですが、資金余裕があったので額縁を購入しました。
この額縁は結構高額でして大きいものでしたら1個3万とか4万したりします。
小さいものでしたら1万円前後で購入できますね。
飲食店に絵画を飾ると非常に雰囲気良くなりますので、ご興味がある方は無料のメルマガにご登録ください。
メルマガを読んでくださる方にはお安く販売もしています。
まとめ
今回は給付金を過剰にもらった小規模飲食店の税金対策として給付金の使い道をご紹介しました。
他には看板を新調したり、テーブルを購入したり、お皿を新調したり、メニューブックを一新したり、照明を変えたり、壁紙を変えたり、絵画を購入したりなどなど余った資金は設備投資にまわしていきましょう。
そしてあなたのお店をより良くすることで、将来的な売り上げも上がっていきます。
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常連さんが勝手に増えていく秘密を伝授します。
但し、本気で飲食店を成功させたい!!
と思ってる方のみです。
中途半端な人に関わるほど僕は暇じゃないのでご了承ください。
では開業して良かったと思える飲食店経営を楽しんでいきましょう!